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NECプラットフォームズ、頑丈な現場業務用タブレット「TWINPOS Sx」を発表

拡張性、堅牢性、耐環境性を備え、店舗・店頭・工場などの現場業務を支援

2022年9月5日(月)IT Leaders編集部

NECプラットフォームズは2022年9月2日、業務用タブレットデバイス「TWINPOS(ツインポス)Sx」を発表した。2023年3月23日から販売する。OSにWindows 10 IoT Enterprise 2021 LTSCを搭載した11.6型のタブレットデバイスである。拡張性、堅牢性、耐環境性を備え、製造・流通・公共・金融の店舗・店頭・工場など各種現場での業務を支援する。価格(税別)は35万4000円から。販売目標として、今後3年間で10万台を掲げる。

 NECプラットフォームズの「TWINPOS(ツインポス)Sx」は、業務用タブレットデバイスである。拡張性、堅牢性、耐環境性を備え、製造・流通・公共・金融の店舗・店頭など各種現場での業務を支援する。製造終了後も5年間は保守サポートを継続する(図1)。

図1:業務用タブレット端末「TWINPOS Sx」の外観(出典:NECプラットフォームズ)
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 OSに、業務用途に向くWindows 10 IoT Enterprise 2021 LTSCを、ディスプレイに、11.6型ワイド型タッチパネル液晶を採用する。マイクとフロントカメラを搭載している。

 拡張性については、本体に無線通信機能とUSBポートを搭載し、クレードルやドッキングステーションに対応する。自動釣銭機や決済端末などのPOS周辺機器を接続可能なほか、大型ディスプレイ、カメラ、各種センサーなどを接続できる。

 堅牢性・耐環境性については、IP54相当の防塵・防滴性能、耐落下強度1mなど、業務用タブレットに求められるスペックを備える。また、画面のタッチパネルには抗菌・抗ウイルスの保護フィルムを、筐体には薬品や油に強い耐薬品性樹脂を採用している。

 薄型でコンパクトなタブレット型なので、据え置き型で運用するときに設置場所を選ばない。また、モバイルデバイスとして業務現場に携行する際には、ハンドベルトや肩掛けベルトを装着することで、安全、快適に操作できる(写真1)。

写真1:クレードルに装着した据え置き運用(左)と、肩掛けベルトによる持ち運び運用(出典:NECプラットフォームズ)

 幅広いシーンで活用できる。例えば、工場・倉庫での工程管理や作業指示、小売店舗における発注・棚卸しや勤怠管理などのバックオフィス業務、店頭での接客支援や前捌き、金融・公共・ホテルの受付や業務指示などに利用可能である。

 電源は、USB Power Deliveryの採用により、モバイルバッテリーからの電源供給も可能である。移動販売や催事場、倉庫など、電源環境が整っていない場所でも長時間利用できる。また、一般的なタブレットとは異なり、充電池パックを現場で交換でき、電池切れ時の業務継続や災害などのBCP対策にも有効だとしている。

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