三和コムテックは2022年10月1日、IBM i運用自動化ツール「応答i」を提供開始した。メールの送受信でオフコンIBM iの運用操作を行える。IBM iの通知をメールで受け取れるほか、操作内容を記載したメールを送信することでIBM iを操作できる。外出先などIBM iに接続するPCやネットワークがない環境でも、スマートフォンなどメールが使える任意の端末からIBM iの運用操作を行える。
三和コムテックの「応答i」は、オフコンIBM i運用自動化ツールである。ライセンスは買い切り型とサブスクリプション形式を用意している。
メールの送受信でIBM iの運用操作を行える。IBM iの通知をメールで受け取れるほか、操作内容を記載したメールを送信することでIBM iを操作できる。外出先などIBM iに接続するPCやネットワークがない環境でも、スマートフォンなどメールが使える任意の端末からIBM iの運用操作を行える(図1)。
図1:メールの送受信だけでIBM iの運用操作を行えるソフトウェア「応答i」の概要(出典:三和コムテック)IBM iからのメール通知によって日常の運用監視が行える。応答iが定期的にIBM iのシステムを監視し、異常を見つけたらシステム担当者にメールで通知する。デフォルトでは、IBM iの死活監視、MSGW(メッセージ待機中)ジョブ、CPU/ディスク使用率を監視する。
また、応答iにメールを送信することでIBM iを操作できる。メールの件名にIBM iのコマンドを記載し、メール本文にコマンドのパラメータを記載して送信する。このメールを受けとった応答iがIBM iにコマンドを発行する仕組みである(図2)。
図2:メールの件名にIBM iのコマンドを記載し、メール本文にコマンドのパラメータを記載して送信する(出典:三和コムテック)拡大画像表示
メールでIBM iを操作可能なメールアドレスは、特定のアドレス以外は使えないように制限可能である。標準ではシステムが使うサブシステムやユーザーを操作できないようにしている。必要に応じてカスマタイズ可能である。
メールを介して、IBM iの運用でよく使う操作を行える。例えば、CPUやディスク使用率などのシステム情報の通知や、サブシステムおよびジョブのステータスの入手、ジョブログの情報取得などである。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



