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三和コムテック、オフコンIBM iをメール送受信で遠隔操作可能な「応答i」

2022年10月3日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三和コムテックは2022年10月1日、IBM i運用自動化ツール「応答i」を提供開始した。メールの送受信でオフコンIBM iの運用操作を行える。IBM iの通知をメールで受け取れるほか、操作内容を記載したメールを送信することでIBM iを操作できる。外出先などIBM iに接続するPCやネットワークがない環境でも、スマートフォンなどメールが使える任意の端末からIBM iの運用操作を行える。

 三和コムテックの「応答i」は、オフコンIBM i運用自動化ツールである。ライセンスは買い切り型とサブスクリプション形式を用意している。

 メールの送受信でIBM iの運用操作を行える。IBM iの通知をメールで受け取れるほか、操作内容を記載したメールを送信することでIBM iを操作できる。外出先などIBM iに接続するPCやネットワークがない環境でも、スマートフォンなどメールが使える任意の端末からIBM iの運用操作を行える(図1)。

図1:メールの送受信だけでIBM iの運用操作を行えるソフトウェア「応答i」の概要(出典:三和コムテック)

 IBM iからのメール通知によって日常の運用監視が行える。応答iが定期的にIBM iのシステムを監視し、異常を見つけたらシステム担当者にメールで通知する。デフォルトでは、IBM iの死活監視、MSGW(メッセージ待機中)ジョブ、CPU/ディスク使用率を監視する。

 また、応答iにメールを送信することでIBM iを操作できる。メールの件名にIBM iのコマンドを記載し、メール本文にコマンドのパラメータを記載して送信する。このメールを受けとった応答iがIBM iにコマンドを発行する仕組みである(図2)。

図2:メールの件名にIBM iのコマンドを記載し、メール本文にコマンドのパラメータを記載して送信する(出典:三和コムテック)
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 メールでIBM iを操作可能なメールアドレスは、特定のアドレス以外は使えないように制限可能である。標準ではシステムが使うサブシステムやユーザーを操作できないようにしている。必要に応じてカスマタイズ可能である。

 メールを介して、IBM iの運用でよく使う操作を行える。例えば、CPUやディスク使用率などのシステム情報の通知や、サブシステムおよびジョブのステータスの入手、ジョブログの情報取得などである。

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三和コムテック / IBM i / レガシーシステム / AS/400

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