大手鉄鋼メーカーのJFEスチール(本社:東京都千代田区)は2023年3月13日、本社の会計・投資管理システムをSAP S/4HANA Cloudに移行したと発表した。オンプレミスで稼働していたERPをクラウド化することで、機能を容易に拡張できるようにした。2022年7月に導入作業を始め、6カ月の移行期間を経て、すでに本稼働に至っている。
JFEホールディングス/JFEグループの中核企業であるJFEスチールは、本社の会計・投資管理システムを「SAP S/4HANA Cloud」(画面1)に移行した。オンプレミスで稼働していたERPをクラウド化することで、機能を容易に拡張できるようにした。2022年7月に導入作業を始め、6カ月の移行期間を経て、すでに本稼働に至っている。
画面1:SAP S/4HANA Cloud Public Editionの画面例(出典:独SAP)拡大画像表示
今後、S/4HANA Cloudを他の業務領域にも展開する。また、クラウド型調達・購買アプリケーション「SAP Ariba」やアプリケーション開発・実行プラットフォーム「SAP Business Technology Platform(BTP)」などを活用して、業務の刷新を進めていく。
同社は、データ資産を活用するため、老朽化したレガシーシステム群を統合・移行する「IT構造改革」を進めている。2022年には、本社の基幹システムと、製造拠点としては初となる仙台製造所システムのオープン化を完了している(関連記事:JFEスチール、本社に続き仙台製造所の基幹システムをメインフレームからオープン環境に移行)。
JFEスチール / 鉄鋼 / 製造 / S/4HANA Cloud / ERP / SAP / クラウド移行 / JFEホールディングス / 会計 / SAP BTP
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