シーエーシー(CAC)は2024年5月21日、IT運用サービス「CAC マネージド アプリケーション オペレーション サービス(マネージドAOS)」を提供開始した。ITシステムの運用を包括的に代行する。ユーザーがシステム運用から解放され、コア業務にリソースを振り向けられるようにする。要望に応じて、ITシステム全体のフルアウトソーシング以外に、部分的なアウトソーシングにも対応する。
シーエーシー(CAC)の「CAC マネージド アプリケーション オペレーション サービス(マネージドAOS)」は、ITシステムの運用を代行するサービスである。ユーザーがシステム運用から解放され、コア業務にリソースを振り向けられるようにする(図1)。

拡大画像表示
CACがサービスデスク、監視業務、障害対応、システム運用業務全般を代行する。ITSM(ITサービス管理)プロセス、サービスカタログ、手順、サービス品質管理手法を用いてCACが主体的にシステム運用を担う。
システム監視「Zabbix」、ITサービス管理「Jira」、運用自動化「Kompira」などのツールを用いたシステム運用の統合管理基盤を提供する。各部門横断でシステム運用業務を集約管理可能にするとしている。
CACが定義したシステム運営のガバナンスモデル、ITSMプロセス、サービスの継続的改善活動モデルを適用することで、ユーザーと合意したシステム運用のサービスレベルを、部門/システム横断で均一に品質保証する。
ユーザーのニーズに合わせて、ITシステム(業務アプリケーションとインフラ)全体のフルアウトソーシング以外に、部分的なアウトソーシングにも対応する。