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アプリケーション開発基盤「intra-mart 2024 Spring」、画面部品の配置に特化した開発モードを追加

2024年6月7日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータ イントラマートは2024年6月4日、Webアプリケーション開発・実行プラットフォーム「intra-mart」の新版「2024 Spring」をリリースしたと発表した。新版では、生成AI機能を組み込むための連携モジュールを新規に用意したほか、開発者でなくても画面を設計できるように画面部品の配置に特化した簡易的な開発モードを追加した。

 NTTデータ イントラマートの「intra-mart」は、Webアプリケーション開発・実行プラットフォームである。Javaアプリケーションサーバーを中核に、Webアプリケーションの開発/運用に必要なミドルウェアをパッケージにしている(関連記事アプリケーション開発基盤「intra-mart 2023 Autumn」、ユーザー独自のテンプレートを作成可能に)。

 ローコード開発機能を備えており、プログラミング知識がなくてもドラッグ&ドロップなどの操作でシステムを構築可能である。また、システム同士を連携させる機能やワークフロー機能なども標準で提供する。

 新版の2024 Springでは、画面をドラッグ&ドロップで作成可能なツール「IM-BloomMaker」を強化し、開発者向けの「デベロップモード」に加えて、画面部品の配置に特化した簡易的な開発モード「レイアウトモード」を追加した(図1)。

図1:画面設計を簡素化する「レイアウトモード」の概要(出典:NTTデータ イントラマート)
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 レイアウトモードを使うと、プログラミングやHTMLなどの知識が無い人でも、容易にアプリケーション画面を作成できるとしている。また、レイアウトモードで画面を作成したあとに、そのままデベロップモードに切り替えて開発を継続できるので、要件定義・設計フェーズから開発フェーズへとスムーズに移行可能だとしている。

 また、業務アプリケーションのテンプレートを選択して必要な項目を選ぶとアプリケーションを生成する「Accel Studio」の機能を強化し、データを入力済みのExcelファイルのアップロードのみでアプリケーションを作成できるようにした。実際に動作する画面のモックアップをベースにした要件定義が可能で、エンドユーザーと開発者の認識のズレを減らすという(画面1)。

画面1:データ入力済みのExcelファイルをアップロードするだけでアプリケーションを作成する機能の概要(出典:NTTデータ イントラマート)
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 ほかには、intra-martで作成したアプリケーションに生成AI機能を組み込むための生成AI連携モジュール「IM-Copilot」を追加した。文章・画像・音声を生成する機能に加え、ログ記録など業務運用に必要となる機能を備える(図2)。

図2:生成AI機能を組み込んだ業務アプリケーションのイメージ(出典:NTTデータ イントラマート)
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NTTデータ イントラマート / intra-mart / Webアプリケーション / ローコード / ワークフロー

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