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LPI-Japan、PostgreSQL独習教材の改訂版「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL- Ver.3」を公開
2024年7月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は2024年7月1日、データベース学習用教材書籍「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL-」の改訂版Ver.3.0.0を公開した。ゼロから始める初学者でもPostgreSQLの基礎が習得できるよう、実行環境構築の章を先頭に移動している。電子版は、PDF版とePub版(無料)、Kindle版(税込300円)の3種類がある。同日、印刷版(税込1650円、82ページ)の予約販売を開始した。
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特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)の「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL-」は、PostgreSQLデータベースの初学者を対象に、SQLデータベースの操作、作成、管理についての基礎を学習するための教材である(図1)。
実習を通して、PostgreSQLの基本操作・基礎知識を体系的に学習できる。LPI-Japanの「OSS-DB技術者認定試験 Silver」の学習にも役立つという。
改訂版のVer.3.0.0では、基準となるデータベースをPostgreSQL 13にアップデートし、LinuxディストリビューションをAlmaLinux 9.3に変更している。
章構成は以下のとおり。独習でも読み進めながら学習を進められるように、実行環境の構築方法の章を先頭に移動している。
- 1章 実習環境の構築方法
- 2章 SQLによるデータベースの操作基礎編
- 3章 データ型
- 4章 表
- 5章 基礎編演習
- 6章 SQLによるデータベースの操作応用編
- 7章 データベース定義の応用
- 8章 マルチユーザーでの利用
- 9章 パフォーマンスチューニング
- 10章 バックアップとリストア
「Linuxサーバー構築標準教科書」の内容と連携している。同書を参考に構築した仮想マシンやインストールしたOSをそのまま使って学習できる構成になっている。Linuxのインストールについてつまずくことがあれば、Linuxサーバー構築標準標準教科書を参照することを推奨している(関連記事:LPI-Japan、Web/DNS/メールサーバー構築の独習教材「Linuxサーバー構築標準教科書 Ver.4」を公開)。
電子版は、PDF版とePub版(無料)、Kindle版(税込300円)の3種類がある。このほかに印刷版(税込1650円、82ページ)もある。