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テラスカイ、Salesforce画面開発ツール新版「SkyVisualEditor 22.0」を提供、予実テーブルを追加

2024年12月16日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テラスカイは2024年12月16日、Salesforce画面開発ツール新版「SkyVisualEditor Ver.22.0」を提供開始した。販売管理や月次推移表など、予算と実績の比較が必要な業務において予算と実績を比較する「予実テーブル」機能を追加した。

 テラスカイの「SkyVisualEditor」は、Salesforceの画面をノーコード/ノンプログラミングで開発可能なツールである。ドラッグ&ドロップ操作でVisualforceのページやLightningコンポーネントを作成できる。ユーザー独自のアプリケーションの構築や、Salesforceアプリケーションを社内に定着させるための画面の改善などの作業を支援する(関連記事Salesforce画面開発ツール新版「SkyVisualEditor 18.0」、Excelライクなデータテーブルを追加─テラスカイ)。

 実装形態と開発ターゲットに応じて、Visualforceページを開発可能なWindowsクライアントソフトウェア版「SkyVisualEditor VF」と、Lightningコンポーネントを開発可能なWebブラウザ版(Google Chrome、Firefoxに対応)「SkyVisualEditor LC」を提供する。

 新版のVer.22.0では、SkyVisualEditor LCの新機能として、予定値と実績値を時系列で表示して比較できる「予実テーブル」機能(画面1)を追加した。対前年度比較、達成率や差異を算出でき、販売管理や月次推移表など、予算と実績の比較が必要な業務で役立つ。画面表示データのExcelファイル出力も可能である。

画面1:SkyVisualEditor LCに追加した、予定値と実績値を時系列で表示して比較可能な「予実テーブル」の画面(出典:テラスカイ)
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 新版ではまた、フールドサービス業務向けアプリケーション「Salesforce Field Service」の一部標準オブジェクトが、SkyVisualEditor LCとSkyVisualEditor VFの両方に対応。サービス予定(ServiceAppointment)、作業指示(WorkOrder)、作業指示品目(WorkOrderLineItem)の3つのオブジェクトが使える。画面上に作業指示や作業指示品目を配置し、作業現場で使いやすい画面を実現することができる(画面2)。

画面2:フールドサービス業務向けアプリケーション「Salesforce Field Service」の標準オブジェクト(作業指示や作業指示品目)を画面に配置できるようにした(出典:テラスカイ)
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 ほかには、SkyVisualEditor VFにおいて、スマートフォン/タブレットでのデータ入力を支援する仕組みとして、一部のSalesforceデータ型(URL、数値/パーセント/通貨、メールアドレス)においてキーボードの種類が自動で切り替わるようにした。同機能はSkyVisualEditor LCではすでに対応している(図1)。

図1:一部のSalesforceデータ型(URL、数値/パーセント/通貨、メールアドレス)においてキーボード種類が自動で切り替わるようにした(出典:テラスカイ)
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