[事例ニュース]
メガネの愛眼、在庫を店舗間で移動して滞留在庫を解消するシステムを導入
2025年1月8日(水)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
メガネや補聴器を販売する「メガネの愛眼」および「Aigan」の運営会社である愛眼(本社:大阪府大阪市)は、在庫を店舗間で移動して滞留在庫を解消するシステムを実店舗228店舗に導入した。フルカイテンの在庫管理・予測システム「FULL KAITEN 店間移動」を採用して仕組みを構築している。フルカイテンが2025年1月6日に発表した。
大阪府大阪市天王寺区に本社を置く愛眼は、眼鏡・コンタクトレンズ、補聴器などの販売を行うチェーンストア「メガネの愛眼」および「Aigan」を運営している。
同社は事業の拡大にあたり、商品在庫の調整に課題を抱えていた。倉庫からのフォロー出荷が主流のため、店舗ごとの在庫平準化ができておらず、滞留在庫が発生していた。改善しようにも、「本部で店間移動指示書を作成するのは業務負荷が高い。そもそも、眼鏡は買い替え頻度が限られるため、他業種よりも在庫回転率が低い傾向があり、滞留在庫が発生しやすい」(愛眼)状況だったという。
そこで、これまで積極的に着手できていなかった店間移動を実施することで、滞留在庫の解消を目指すことになった。フルカイテンの在庫管理・予測システム「FULL KAITEN 店間移動」(画面1)を実店舗228店舗に導入して、その仕組みを構築した。
画面1:「FULL KAITEN 店間移動」の画面例(出典:フルカイテン)拡大画像表示
同システムは、全商品(SKU)と全店舗を対象に、販売予測と立地や月商などの情報を利用して移動指示を生成する。売上/粗利向上、在庫消化などの目的に応じた移動指示書をクリック操作で作成でき、施策実行後の効果を検証する機能も備える。
導入にあたって愛眼は、PB(プライベートブランド)商品の店間移動がどれだけ商品販売の向上につながるかをテーマに、一部の営業部(約50店舗)を対象にした在庫移動の試験運用を行っている。
試験運用では、店間移動を実施するエリア(出荷元となる店舗群と出荷先となる店舗群)および移動ロジックを設定。「Aエリアの各店舗でn日間で余剰(売れ残る)と予測された商品と、Bエリアの各店舗でn日間で不足(売れて在庫がなくなる)と予測された商品が一致した場合、店間移動を実施する」といったロジックである。
その結果、業務負荷を下げつつ、目標とする在庫の稼働率に近づけられることを確認。「必要な商品の店舗間移動と並行し、事前に予測した期間内の必要在庫を事前に送ることも可能になった」(同社)という。
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