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画像センシングのi-PRO、基幹システムの刷新時にデータ連携I/Fの構築コストをノーコードで9割削減

2025年2月7日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネットワークカメラや画像センシング事業を営むi-PRO(本社:東京都港区)は、パナソニックからの独立に伴い、基幹業務システムなどをリプレースした。データ連携ツール「ASTERIA Warp」を用いて、リプレースで必要な200以上のデータ連携インタフェースを4カ月で構築、汎用的な処理の共通化・テンプレート化により開発コストを9割削減したという。アステリアが2025年2月7日に発表した。

 i-PROは、2019年にパナソニックから独立し、ネットワークカメラや画像センシングなどの事業を展開している。独立に伴い、パナソニック時代に利用していた基幹業務システムを新システムにリプレースしている。

 リプレースでは20以上の新規システムを導入し、世界各国の拠点で同一のシステムを利用可能な環境を整備。国内外の全5拠点を対象に新基幹システムを構築・運用する(図1)。

図1:i-PROの新基幹システムにおけるデータ連携の概要(出典:アステリア)
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 リプレース時に大量のデータ連携インタフェースが必要になった。そこで、アステリアのデータ連携ツール「ASTERIA Warp」を採用。SCSKが伴走型で開発を支援し、200本以上の連携インタフェースを4カ月で構築。汎用的な処理を共通化してテンプレート化することで、データ連携の開発コストを9割削減した。各拠点からの連携インタフェースの追加開発や改善などの要望に対して、柔軟かつ迅速に対応できる体制が整えている。

 i-PROは今後、Warpの機能を活用して業務の自動化を進め、システムの利便性を向上させる。また、データ連携をノーコードで設定できるASTERIA Warpを活用しながら、インタフェースの内製化を目指して組織体制を強化するとしている。

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