[新製品・サービス]
Sky、VDI/シンクライアントソフト新版「SKYDIV Desktop Client Ver.7」をリリース
2025年3月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
Skyは2025年3月3日、VDI/シンクライアントソフトウェア新版「SKYDIV Desktop Client Ver.7」を提供開始した。新版では、社外から社内PCにリモートアクセスする機能「Remote Access Services」の2要素認証手段として、スマートフォン認証に加えて、ハードウェアトークンによるOTP(ワンタイムパスワード)を利用可能にした。
Skyの「SKYDIV Desktop Client」は、VDI(デスクトップ仮想化基盤)/シンクライアントソフトウェアである。仮想化基盤にWindows ServerのHyper-Vを利用し、クライアントのアクセス方式として、VDI、Windows Server RDSによるSBC(Server Based Computing)、Webブラウザ画面を転送する仮想ブラウザ方式(Linuxコンテナ)の3つに対応する。
オプションとして、社外から社内の操作対象PCへのリモートアクセス機能「Remote Access Services」を用意している。操作対象PCからクラウドサービスへとHTTPSのアウトバウンド接続でコネクション(トンネル)を確立し、これを介して操作対象PCにアクセスする仕組み(関連記事:Sky、自席PCに遠隔接続可能な「Remote Access Services」にユーザーの一括登録機能を追加)。
新版では、リモートアクセス時の2要素認証手段として、スマートフォン認証に加え、ハードウェアトークン(認証デバイス)によるOTP(ワンタイムパスワード)を利用可能にした。業務上、スマートフォンの持ち込みが禁止された環境でも2要素認証によるセキュリティの強化が可能。なお、スマートフォンの認証用アプリとして、Google AuthenticatorまたはMicrosoft Authenticatorが利用できる(図1)。

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