NECは2025年3月28日、「NEC APIサービス for しんきん」を開発したと発表した。全国230を超える信用金庫が共同利用する勘定系システム(運営:しんきん共同センター)とのAPI連携機能を提供する。2024年9月に福岡ひびき信用金庫(本店:福岡県北九州市)において先行稼働しており、2025年3月から全国の信用金庫に向けて提供する。価格(税別)は200万円で別途、SI費用と月額保守料が必要。
NECの「NEC APIサービス for しんきん」は、全国230を超える信用金庫が共同利用する勘定系システム(運営:一般社団法人しんきん共同センター)とのAPI連携機能を提供するサービスである。2024年9月に福岡ひびき信用金庫(本店:福岡県北九州市)において先行稼働しており、2025年3月から全国の信用金庫に向けて提供する(図1)。
図1:勘定系システムとのAPI連携基盤「NEC APIサービス for しんきん」の概要(出典:NEC)拡大画像表示
しんきん共同センターは今回、信用金庫が共同利用する勘定系システムの内部APIを開放。信用金庫は取引の際、APIを介して自社構築のシステムから勘定系システムにアクセスできるようになった。NECは、内部APIとの連携に求められる汎用的な機能群をパッケージ化して提供する。
信用金庫のシステムと勘定系システムの連携方法は、CSVデータや固定長ファイルなどで、連携による取引ログの一元管理機能も提供する。また、勘定系で管理する各種元帳に影響が及ぶ制度変更があった際には、同基盤側で必要な改修を行う。
価格(税別)は200万円で別途、SI費用と月額保守料が必要。NECは今後、共通ニーズのある業務アプリケーションについて、順次オプションパッケージとしてリリースする予定。販売目標として、2025年度末までに20以上の信用金庫、将来的には7割のシェア獲得を目指す。
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