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クラスメソッド、トライ&エラー型開発をAIで支援する「AI駆動開発支援サービス」を提供

1~2カ月の短期開発で、失敗を恐れず開発に挑戦可能に

2025年4月24日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

クラスメソッドは2025年4月23日、ITコンサルティングサービス「AI駆動開発支援サービス」を提供開始した。ソフトウェア開発プロセスをAIで効率化する「AI駆動開発」により、1~2カ月の短期間で開発できるようにする。これにより、失敗を恐れずにソフトウェア開発に挑戦できるとしている。

 クラスメソッドの「AI駆動開発支援サービス」は、AIを用いたソフトウェア開発プロセスの効率化を支援するITコンサルティングサービスである。

 要件定義、設計、開発、運用の各フェーズにAIツールを適用する。トライ&エラーを前提としたプロセス設計によって、プロトタイプを素早く形にしたり、失敗した原因を分析したりなど、ソフトウェア開発の新たな可能性を探求できるようにする(図1)。

図1:AI駆動開発の反復サイクル(出典:クラスメソッド)
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 同サービスの意義は、AIを開発プロセスに組み込むことで、1~2カ月の短期間で複数のアイデアを検証可能になること。このため、「失敗を恐れずにソフトウェア開発に挑戦できる」とクラスメソッドは指摘する。背景として同社は、「ソフトウェアの開発においては、慎重になりすぎて、失敗を避ける組織が増えている」と指摘する。

 「AI駆動PoC/MVPサービス」と「AI駆動開発実践プログラム」の2つで支援する。今後、より広い分野に応用・展開していく予定だとしている。

 AI駆動PoC/MVPサービスでは、AI駆動型でPoC(概念実証)に取り組み、MVP(実用最小限の製品)を開発する。最小限の投資で「動くプロトタイプ」を複数構築、実際のデータを用いて効果を検証する。実際の導入に向けて気になる点を確認し、対策の立案まで支援する。

 トライ&エラーを前提としたプロセス設計によって、市場への投入前に複数のアプローチを検証し、適切な方向性を見いだせるようにする。「失敗のコストを最小化しながら、成功の確率を高めるアプローチ」という。

 料金(税別)は、1~2カ月間でPoC/MVCを開発するスタータープランが150万円から、数カ月間のMVP開発とトライ&エラー文化の導入支援で構成するエンタープライズプランが要相談。

 もう1つのAI駆動開発実践プログラムでは、「AI駆動開発に挑戦したいけれども方法が分からない」という企業に向けて、実践的な伴走支援を行う。AI技術を活用したトライ&エラー手法を習得し、失敗から学び、成長するイノベーション文化を根づかせる。

 料金(税別)は、1日の集中ワークショップと1カ月のフォローアップで構成するスタータープランが100万円から。3日間の実践トレーニングと1カ月のサポートで構成するスタンダードプランが150万円から。組織全体への展開支援と6カ月の伴走型コンサルティングで構成するエンタープライズプランが要相談。

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