アトラシアンは2025年6月17日、コマンドライン型コーディングAIエージェント「Rovo Dev」のベータ版を発表した。Atlassian製品群をコマンドラインから使うためのCLIクライアント「Atlassian CLI」(Linux、Windows、macOSで動作)の拡張機能として利用できる。コマンドライン上で自然文で指示を出すことにより、コードの生成やレビュー、デバッグなどを行える。
アトラシアンの「Rovo Dev」は、コマンドラインインタフェース(CLI)のコーディングAIエージェントである。Atlassian製品にコマンドラインからアクセスするためのCLIクライアント「Atlassian CLI」(Linux、Windows、macOSで動作)の拡張機能として利用可能。現在、ベータ版を、Atlassian CLIのダウンロード/インストールで使うことができる(画面1)。
画面1:Rovo Devの起動画面(出典:米アトラシアン)拡大画像表示
Rovo Devは、ソースコードのリポジトリ全体を分析し、コードの構造や技術的な実装に関し、自然言語の質問に回答する。自然文による指示で、コードのレビュー、エラーが発生したコードのデバッグ、ドキュメントの生成などを行える。CLIのコーディングアシスタント「Claude Code」と似た使用感となっている。
特徴の1つは、JiraやConfluenceなどAtlassian製品群と、MCP(Model Context Protocol)サーバーを介して容易に接続可能なこと。JiraやConfluenceに含まれる作業項目を端末画面で参照して利用できる(画面2、関連記事:アトラシアン、JiraとConfluenceのデータに生成AIからアクセスするためのMCPサーバーを公開)。
画面2:Rovo DevからMCPサーバー経由でJiraと接続し、自分に割り当てられたJiraのタスクを検索している様子(出典:アトラシアン)拡大画像表示
アトラシアンによると、Rovo Dev CLIは、AIエージェントのコード編集能力を算出するベンチマークテスト「SWE-bench」が提供する2294個の問題のうち41.98%を解決、このスコアはトップランクに位置するとしている。
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