[市場動向]

Ruby on Rails 7の認定試験「Rails7技術者認定ベーシック試験/アドバンスド試験」を2025年7月に開始

2025年6月17日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

BOSS-CON JAPANのRails技術者認定試験運営委員会は2025年6月17日、Webアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」の認定試験「Rails7技術者認定ベーシック試験」および「同アドバンスド試験」を同年7月1日に開始すると発表した。ベーシック試験では基本文法を、アドバンスド試験では実務で使えるコーディング力を問う。受験料(税込み)はベーシックが1万1000円、アドバンスドが1万3200円。

 「Rails7技術者認定ベーシック試験」および「同アドバンスド試験」は、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Rails(Rails)のエンジニア能力を問う認定試験である。一般社団法人BOSS-CON JAPANのRails技術者認定試験運営委員会が運営している(図1関連記事Ruby on Railsの基本知識を問う「Rails7技術者認定ベーシック試験」、2024年3月にベータ試験)。

図1:「Rails 7技術者認定アドバンスド試験」のロゴ(出典:一般社団法人BOSS-CON JAPAN)

 ベーシック試験ではRailsの基本文法を問う。アドバンスド試験では実務で使えるコーディング力を問う。受験料(税込み)はベーシックが1万1000円、アドバンスドが1万3200円。試験会場は全国のオデッセイ コミュニケーションズ認定試験会場(CBT)。試験時間は60分で、選択式の設問が40問設けられ、合格基準は7割正解となっている。

 両試験の主教材は現在制作中で、ベーシック試験の主教材は、2025年7月にAmazon Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)で出版する。アドバンスド試験の主教材は同年秋に出版予定。両試験の主教材は難易度が異なるが章構成は共通で、試験の出題範囲(章ごとの出題割合)も共通である(表1)。

表1:Rails7技術者認定ベーシック試験/アドバンスド試験の出題範囲(出典:一般社団法人BOSS-CON JAPAN)
章/項目 出題割合
Ruby on Railsの基本 5%
Scaffolding機能によるRails開発の基礎 5%
ビュー開発 20%
モデル開発 20%
コントローラー開発 15%
ルーティング 5%
テスト 5%
クライアントサイド開発 15%
その他のコンポーネント 5%
Railsの高度な機能 5%
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Ruby on Rails / 認定資格 / Ruby / ITエンジニア / BOSS-CON JAPAN / 業界団体 / 教育プログラム

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