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Ruby on Railsの基本知識を問う「Rails7技術者認定ベーシック試験」、2024年3月にベータ試験
2024年1月22日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
一般社団法人BOSS-CON JAPAN内のRails技術者認定試験運営委員会は2024年1月22日、「Rails7技術者認定ベーシック試験」を発表した。WebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsの基本知識を問う試験である。2024年3月3日にベータ試験を実施し、2024年後半から2025年前半に本試験の開始を予定している。受験料(税別)は1万円(学割・教員割価格は5000円)。Ruby on Railsの対応バージョンは7.1で、Web系エンジニアとしてRailsの求人数が増えたことを受け、Railsの認定試験をRails現行バージョンに合わせたとしている。
「Rails7技術者認定ベーシック試験」(Rails技術者認定試験運営委員会が提供)は、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Rails(Rails)の基本知識を問う試験である。現行バージョンのRails 7.1に対応する。これまでRails 5など旧バージョン向けの試験を実施してきたが、Web系エンジニアとしてRailsの求人数が増えていることを受け、Railsの現行バージョンに合わせたとしている(図1)。
2024年後半から2025年前半に本試験の開始を予定している。受験料(税別)は1万円(学割・教員割価格は5000円)で、試験会場は全国のオデッセイ コミュニケーションズ認定試験会場(CBT)。これに先立ち、ベータ試験を2024年3月3日13時30分~14時30分に実施する。ベータ試験の受験料は5000円で、会場はコワーキングスペース茅場町 Co-Edo 3Fセミナールーム。
試験時間は60分、設問数は40問で、選択式(単一または複数選択)の試験形式で合格ラインは7割正答である。主教材として、技術評論社の書籍を予定している。また、Rails技術者認定試験運営委員会が執筆する公式問題集を2024年4月にベータ出版を予定している。Rails7技術者認定ベーシック試験の出題範囲は以下のとおり(表1)。
項目 | 出題割合 |
---|---|
第1章 イントロダクション | 0.0% |
第2章 Ruby on Railsの基本 | 5.0% |
第3章 Scaffolding機能によるRails開発の基礎 | 5.0% |
第4章 ビュー開発 | 20.0% |
第5章 モデル開発 | 20.0% |
第6章 コントローラー開発 | 15.0% |
第7章 ルーティング | 5.0% |
第8章 テスト | 5.0% |
第9章 クライアントサイド開発 | 15.0% |
第10章 その他のコンポーネント | 5.0% |
第11章 Railsの高度な機能 | 5.0% |