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SSLサーバー証明書の有効期間短縮化に対応した新ライセンス「SSLサブスクリプション」─GMOグローバルサイン

契約中は追加費用なく無制限に再発行可能

2025年8月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

GMOグローバルサインは2025年8月5日、SSLサーバー証明書の新ライセンス「SSLサブスクリプション」を販売開始した。契約期間内(1~3年)は任意のサーバー名(FQDN)で証明書を追加費用なく再発行が可能。今後、証明書の有効期間が短縮化(最大47日間)された場合、サーバー名を頻繁に変更する場合などにおいて、再発行の度にライセンスを新規購入する必要がない。

 GMOグローバルサインの「SSLサブスクリプション」は、SSLサーバー証明書の新ライセンスである。

 認証局/Webブラウザベンダーを主なメンバーとする国際標準化団体のCA/Browser Forumにおいて、SSLサーバー証明書の有効期間短縮化が正式に採択されたことを受けて新ライセンスを提供する。2026年3月以降、段階的に最大有効期間が短くなり、2029年3月以降に発行する証明書の最大有効期間は47日間になる。

 SSLサブスクリプションは、契約期間内(1~3年)であれば、更新用の証明書を何回でも追加費用なく再発行できる。今後、証明書の有効期間が短縮化(最大47日間)されても、再発行の度にライセンスを新規購入する必要がない(図1)。

図1:「SSLサブスクリプション」の概要。契約期間内であれば何回でも追加費用なしに証明書を再発行可能(出典:GMOグローバルサイン)
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 従来のライセンスは発行した証明書ごとに課金していたが、SSLサブスクリプションは、サーバー名(FQDN)の数と契約期間(1~3年)に対して課金する。対象FQDN数が契約数に収まっていれば、サーバー名を変更しての再発行も無制限に行える。契約期間内にサーバー名が変更になっても、新たなライセンスの支払いは不要である(図2)。

図2:「SSLサブスクリプション」はFQDN数と契約期間に対して課金する。FQDN数さえ一致すれば、サーバー名を変更しての再発行も無制限に行える(出典:GMOグローバルサイン)
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 証明書を発行するにあたって、サーバー名の数が上限に達している場合は、ユーザーの操作によって発行済み証明書を失効させ、発行のための空き枠を確保する必要がある。空き枠を作りさえすれば、任意のサーバー名で何回でも追加費用なく再発行が可能である。

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