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キヤノンITS、インシデント管理ツール「PagerDuty」を販売、アラート対応を省力化

2025年8月27日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

キヤノンITソリューションズは2025年8月26日、PagerDutyのインシデント管理クラウドサービス「PagerDuty」を販売開始した。システムに異常が発生した際、対応すべき重要なインシデントを担当者に通知して迅速に対応できるようにする。料金は個別見積もり。

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が販売を開始した「PagerDuty」は、アラート対応を省力化するインシデント管理クラウドサービスである。システムに異常が発生した際、対応すべき重要なインシデントを担当者に通知して迅速に対応できるようにする(図1)。

図1:インシデント管理クラウドサービス「PagerDuty」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 外部のシステム監視ツールからインシデント情報のアラートを受け取って優先度を判定する。対応する必要がないアラートを集約する一方で、システムやサービスへの影響や性能低下につながる重要なアラートを抽出し、1次対応を自動で実行したり、担当者にエスカレーションしたりする。

 エスカレーション時には、担当者に連絡がつくまで、SMS、電話、プッシュ通知、メールなど複数のチャネルで通知を送り続ける。応答がない場合は自動的に次の担当者へとエスカレーションする。

 システムトラブルに対応する担当者は、勤務シフトや専門知識に応じて、PagerDutyが自動で割り当てて管理する。適切な担当者が適切なタイミングで対応できる体制を構築する。業務負担を軽減しつつ迅速に対処できるようにする。

 運用プロセスを継続的に改善するためのデータ分析・可視化機能が備わっている。インシデントの発生頻度、解決までの時間(MTTR)、担当者の負荷などを把握できる。

 PagerDutyの料金は個別見積もり。キヤノンITSがユーザーの環境などから見積もりを提示する。

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