モンスターラボは2026年1月15日、生成AIを活用したPoC開発クラウドサービス「MonstarX」の機能強化を発表した。従来の自然言語によるテキスト入力に加え、仕様書などの文書読み込みや音声入力に対応した。仕様を軸にPoCを進める「仕様駆動開発」をより実務に即した形で支援するとしている。
モンスターラボの「MonstarX」は、生成AI/AIエージェントを活用したPoC(概念実証)開発クラウドサービス(SaaS)である。コーディングやプロンプト設計の専門知識がなくても、AIとのやり取りを通じてアイデアをPoCとして具体化できる(関連記事:モンスターラボ、AIエージェントを活用したPoC開発ツール「MonstarX」を発表)。
ユーザーがインプットした情報を基に仕様を定めてPoCを進めていく「仕様駆動開発」をコンセプトにしている。要件整理から画面設計、コード生成まで複数のAIエージェントを用意し、AIとのやり取りを通じて要件や前提を整理し、仕様として共有しながらプロトタイプを構築する。
自然言語のプロンプトによる対話型で思考を整理しながら、PoCに必要な情報をAIに伝えていく。また、ウィザードが提示するガイドに沿って質問に答えるだけで、ステップバイステップでアイデアを形にできる。
図1:「MonstarX」において、PoC開発に必要な情報をAIに伝える4つのモード(出典:モンスターラボ)拡大画像表示
今回のアップデートでは、PoC開発に必要な情報をAIに伝えるインプット手段を拡張し、仕様書や関連資料などの文書をアップロードして、これらを基にPoCを進められるようにした。また、プロンプトを文字入力の代わりに音声入力によって要件やアイデアを伝えられる機能も加わった。ユーザーは、自身のスキルや状況に合わせて、以下の複数のモードを組み合わせられる(図1)。
- ウィザードモード:画面上のガイドに沿って進めることで、自然言語による入力を通じて要件整理や検討を行う。
- エキスパートモード:プロンプトによる直接入力に対応し、目的や条件を明示しながらスピーディにPoCを進める。
- ファイルアップロード:仕様書や関連資料などのドキュメントをアップロードし、その内容を基にPoCを進める。
- 音声アシスタント:音声入力によって要件やアイデアを伝え、口頭での説明を起点にPoCを検討する。
このほか、操作画面のUI/UXを改善し、PoC検討を継続しやすい利用体験を実現したほか、細部の機能改善やバグ修正を行い安定性を向上させたとしている。
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