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ソフトクリエイト、kintoneのデータ連携処理を自然文で定義・実行できる「Safe AI Insights for kintone」

手作業だった「連携のためのデータ整形」が不要に

2026年7月7日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

ソフトクリエイトは2026年7月3日、kintone向けのデータ連携自動化サービス「Safe AI Insights for kintone」の提供を開始した。アプリケーション開発ツール「kintone」のデータを取得して加工する処理を、自然言語の指示からシステム化できる。料金(税別)は初期費用が10万円、基本ライセンス(データ連携処理10セット分を含む)が月額3万5000円から。

 ソフトクリエイトの「Safe AI Insights for kintone」は、サイボウズのアプリケーション開発ツール「kintone」のデータを取得して加工する処理を、自然言語の指示からシステム化するデータ連携自動化サービスである。同社の「Safe AI Insights」をkintone向けに調整して提供する(図1)。

図1:kintone向けデータ連携自動化サービス「Safe AI Insights for kintone」の概要(出典:ソフトクリエイト)
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 「住所から都道府県を切り出す」「表記揺れを統一する」など、日本語・自然文の指示から、データ加工から連携までの一連の処理をAIが自動で組み立てる。手作業だった「連携のためのデータ整形」が不要になる。

 kintoneと外部データ、kintoneで開発したアプリケーション間など、さまざまなデータ連携を実現する。連携元のデータソースとして、アプリから抽出したデータや各種ファイル(CSV、Excel、PDF)を取り込める。連携先には、別のアプリへの登録やファイル出力などに対応する。

 今回のリリースでは、管理画面から連携元のファイルをアップロードすることで利用できる。今後、ファイルの自動取得・定期連携の機能を追加する予定という。

 ユースケースの例として以下を挙げている。

  • 散在するマスター情報を名寄せし、データを最新に保つ:複数のファイルに散在する顧客・商品情報を、AIが名寄せして重複や表記揺れを自動で整理し、アプリに出力する。常に整合性のとれたクリーンなマスターデータを維持する。
  • 紙や画像の帳票をAIでデータ化し、入力・整理を自動化する:スマートフォンで撮影した領収証、メールやファイルで受け取った請求書などの画像・PDFから、AIが必要な情報(会社名・日付・金額など)を自動で抽出する。kintoneへの登録や、用途に応じたデータ整理までを自動化し、手入力や確認作業の負担を減らす。
  • 複数部署のデータを集約し、報告を自動化する:営業案件、見積、受注など、複数のファイルに分散したデータを自動で集約・整理する。日次や週次の集計レポートをアプリに出力する。報告業務の手間を削減する。
  • ファイルの二重入力やアプリ間の転記をゼロにする:取引先から受け取ったPDFの注文書などを、AIが自動で整形してkintoneに登録する。また、問い合わせ管理アプリの内容を、条件に応じて対応履歴アプリに連携するなど、手作業による転記ミスや二重入力を防ぐ。

 ソフトクリエイトは、サービス提供の背景として、企業においてkintoneの活用が広がるにつれ、開発したアプリケーションが増えて、データの取り込み・整形・転記といった手作業が増えてしまう問題を挙げる。

 「多くの業務現場で、CSVやPDFの内容を手作業でkintoneへと打ち込んで並び替える作業が発生している。データ連携を省力化したくても、ETLやiPaaSで利用するために、エンジニアがつど設定や開発を担う必要がある。設定項目も複雑で、現場の担当者だけでは使いこなせない」(同社)。Safe AI Insights for kintoneは「ETLほど大がかりでなく、単機能ツールでは足りない」という現場の課題に応えるとしている。

 料金(税別)は、初期費用が10万円、基本ライセンス(データ連携処理10セット分を含む)が月額3万5000円から。

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