アドベントネットは2009年2月13日、ネットワーク、システム、アプリケーションの統合監視ツールの最新版「AdventNet ManageEngine OpManager 7.2 日本語版」の販売開始を発表した。
同製品は、設定や操作が容易で、インストールしてすぐにネットワークを監視できるのが特長。ルータ、スイッチ、プリンタなどのネットワーク機器の性能を監視する統合的なコンソール機能を実装している。また、多数のグラフやレポートが用意されており、それらを利用してネットワーク、サーバ、アプリケーションの稼働状況や管理情報を効率的に取得できる。同製品は、マルチベンダで構成される複雑な企業ネットワークに対応するための必要不可欠なネットワーク管理機能を装備した製品となっている。
「AdventNet ManageEngine OpManager 7.2 日本語版」のネットワーク監視および管理機能は次のとおり。
・ ネットワーク監視
スイッチ、ルータ、ファイアウォールなどを自動検出し、トラフィックやエラー、バッファの状態などを監視。ポートやインターフェイスごとの可用性情報を取得することもできる。ポートに接続された装置のリストを表示し、ユーザー独自のビューからインターフェイスの状態を確認できる。
・ サーバ監視
重要なサーバーとエンドユーザー用のデスクトップを分類し、サーバーなどを細かく管理できる。また、Windowsイベントログ管理やWindowsサービスの監視も可能。
・ アプリケーションとサービス監視
HTTP(S)、FTP、IMAP、LDAP、Telnet、MySQL、Exchange Server、SMTP、POP3、WebLogic等のサービスや、SQL Server、Exchange Serverなどのアプリケーションを監視。
・ URL監視
グローバルURLやサーバー上のURLを監視し、応答がない場合、メールによる通知も可能。
・ 障害管理
定期的なステータス監視により障害を発見し、障害の程度により色分けされたアラームを生成する。また、ネットワーク上で検知した障害を管理者へ通知することも可能。
・ 性能管理
トラフィック、メモリ、ディスクやメモリの使用量、サービスの応答時間など、ハードウェアやソフトウェアの性能に関するデータを一定の周期で収集・計測し、レポートやグラフとして提供する。管理対象上のクリティカルなパラメータを監視するために、しきい値を設定することも可能。
「AdventNet ManageEngine OpManager 7.2 日本語版」の新機能および改良点は次のとおり。
- VMWare ESX Server監視機能(オプション)の追加
- VoIP監視機能(オプション)の追加
- NetFlow監視プラグイン(オプション)の追加
- ディスカバリ対象をCSVファイルからインポートする機能の追加
- サーバ / デスクトップのプロセス監視機能の追加
- 通知プロファイルにWebアラーム(音声通知)機能、時間帯を選択できるオプションの追加
- SNMPv3 (ディスカバリ / 監視)のサポート
- インストールOSおよび監視対象OSとしてWindows Server 2008のサポート
初年度の保守サポートサービスが含まれる「AdventNet ManageEngine OpManager 7.2 日本語版」の通常ライセンス料(消費税別)は、次のとおり。デバイスとは、IPアドレスが付与された監視対象ノードのこと。
Professional Edition 50デバイス ライセンスは、20万4000円。
Professional Edition 100デバイス ライセンスは、40万8000円。
Professional Edition 250デバイス ライセンスは、51万0000円。
Professional Edition 500デバイス ライセンスは、81万6000円。
Professional Edition 1000デバイス ライセンスは、142万8000円。
ManageEngine OpManager
http://www.adventnet.co.jp/products/OpManager/index.html
評価版ダウンロード
http://www.adventnet.co.jp/products/OpManager/download.html
無料版ダウンロード
http://www.adventnet.co.jp/products/OpManager/download2.html
製品価格情報
http://www.adventnet.co.jp/products/list/price_OpManager.htm