[市場動向]

日立情報、被災地の救援支援、復旧・復興支援に、仮想サーバーを6カ月無料で提供

2011年3月20日(日)IT Leaders編集部

日立情報システムズ(日立情報)は、今回の東北地方太平洋沖地震によりコンピュータシステムに被害を受けた地方公共団体や中小規模企業、救援を支援する団体などに向け、ITコーディネータ協会と連携して、日立情報データセンターで稼働する仮想サーバーシステムを6カ月間、無償で提供すると発表し、2011年3月18日より申し込みの受け付けを開始した。

「仮想サーバーの無償提供」サービスの内容は以下のとおり。

【提供内容】
仮想サーバーシステム:中小規模企業向けクラウドサービス「Dougubako」(どうぐばこ)仮想クライアント/サーバー提供タイプ「V-TOP CL/SV」(インターネットを通じて、同社データセンターに設置したサーバーのハードディスク、メモリを利用できるクラウド型のサービス)

【提供条件】
東北地方太平洋沖地震の復旧・復興を支援している地方公共団体、中小規模の企業など。

発表によれば、同サービスを活用するメリットは以下のとおり。

  • 情報保存・共有を目的とした臨時のシステム基盤として利用できる。
  • 新たに物理的なサーバーを購入・セットアップする場合と比べ、短期間で利用開始できる。
  • サーバーに保存したデータは、定期的なバックアップにより安全に保管が可能。

提供期間は申し込み後、サービス提供開始から 6カ月間(申し込み期限は2011年5月末まで)。また、提供数は最大50 アカウントを予定しており、1社・1団体につき1アカウントとする。申し込み多数の場合は、対象件数の拡大を検討するとのこと。

申し込みフォーム
https://www.hitachijoho.com/form/dougubako/contact.html
 
日立情報システムズ
https://www.hitachijoho.com/

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