[事例ニュース]
日本HP、性能は2倍で価格を抑えたシンクライアント、ほか
2012年9月6日(木)IT Leaders編集部
1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。
ストレージ
処理性能を要求する用途に向く半導体ストレージ
東芝ソリューションは2012年8月8日、記憶媒体にNAND型フラッシュメモリーを採用したストレージ「Violin 6000シリーズ」を発売した。1秒間に読み書きする回数は100万IOPSと高速で、電源やファンなどを二重化することで冗長性を確保する。サーバーと接続するインタフェースはPCI ExpressかFibre Channelを選択できる。価格(税込)は容量が16TBの場合で7130万5500円から。
勤怠管理
従業員のICカードやオサイフケータイを使って勤怠管理
パーソナルメディアは2012年8月9日、ICカードやおサイフケータイを使って出退勤時刻を記録するPC用ソフト「eタッチレコーダー」を発表した。社員やアルバイトのタイムレコーダとして利用するほか、イベント参加者の出欠管理などの用途を見込む。打刻情報をCSVファイルで出力し、給与計算システムに取り込むこともできる。価格(税込)は5万2500円から。ICカードリーダを付属する。
Web会議
資料のページを同期して会議進行を効率化
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは2012年8月9日、Web会議システム「WebコアConference」のオプションとして、複数地点で資料を同期する「多地点間同期オプション」を発売した。会議参加者が資料の同じページを参照できるようにして、会議の効率化を図る。価格(税込)は31万5000円。WebコアConferenceは63万円(サーバーライセンス)。
セキュリティ
Android搭載端末のセキュリティ対策を支援
シマンテックは2012年8月13日、Android向けセキュリティソフト「Symantec Mobile Security 7.2」を発表した。悪質なアプリケーションやマルウェアを検知して駆除するほか、盗難/紛失時には遠隔から端末の操作を無効化する。管理対象となる複数のデバイスに対し、パターンファイルを一括適用したり感染状況を把握したりする機能を備える。価格(税別)は1端末あたり3700円。