[事例ニュース]
日本HP、性能は2倍で価格を抑えたシンクライアント、ほか
2012年9月6日(木)IT Leaders編集部
1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。
業務フロー
業務フローでボトルネックになりうる個所を特定
日商エレクトロニクスは2012年7月26日、マイクロソフトの「Visio」でモデリングした業務フローの有効性を確認するソフト「OpenText analystView」を発売した。業務フローに関わる担当者の作業時間やコストといった情報を登録することで、総コストなどを試算する。さまざまな条件のもとで業務フローを比較し、ボトルネックを洗い出せる。価格(税別)は7万5000円。
標的型攻撃対策
パターンファイルにない未知のウイルスを検知
NECは2012年7月27日、標的攻撃対策用アプライアンス「Deep Discovery powered by Express5800」を発表した。トレンドマイクロのネットワーク監視ソフト「Deep Discovery」と、NECのサーバー「Express5800」を組み合わせた製品。仮想環境上で実際にプログラムを実行して挙動を解析することで、パターンファイルにない未知のウイルスを検知する。価格(税別)は475万2000円。
文書管理
複合機やファイルサーバー経由でファイルを自動登録
住友電工情報システムは2012年7月31日、文書管理ソフト「楽々Document Plus」の新版を発表した。複合機との連携機能を追加。紙書類をスキャナで電子化し自動で登録できる。ファイルサーバー内の指定フォルダに保存するファイルも自動で取り込める。ファイルのダウンロードやPDFファイルの印刷を制限する機能も追加した。価格(税別)は250万円から。
ソーシャルメディア分析
売上の好不調要因をソーシャル上の投稿内容から検知
日本ユニシスは2012年8月6日、ソーシャルメディアやコールセンターの対話履歴などを分析するソフト「TopicStation」を発売した。FacebookやTwitterなどの投稿内容と社内システムのデータなどを組み合わせて分析する機能を備える。売上や株価の変動要因をソーシャルメディアの投稿内容をもとに探るといった使い方ができる。価格(税別)は1サーバーあたり500万円。