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ロードバランサーも仮想化すればもっと安く、素早く、柔軟になる

リバーベッドとSCSKが提案する「ADC as a Service」 とは?

2014年7月31日(木)

インフラのコスト最適化や運用の効率化を考える一環として、ロードバランサーを見直してはどうだろう。従来、アプライアンスが主流だったこの分野にも、仮想化の波が到来している。上手く乗りこなせば、サーバーやストレージの仮想化に次ぐ、インフラ改革を実現できる可能性がある。本稿では、このほどSCSKが国内販売を開始した「SteelCentral Services Controller for SteelApp」(以下、SSC)について紹介しよう。

バルクライセンスでキャパシティを無駄なく使い切る

 SSCは、仮想ロードバランサー「SteelApp」のインスタンスを管理するソフトと、専用のソフトウェアライセンスからなる。

 SSCの専用ソフトウェアライセンスは、5Gbpsの「バルクライセンス」。ユーザーが必要な分だけ仮想ロードバランサー「SteelApp」のインスタンスを作成し、それぞれに自由に帯域を配分できる。帯域の合計が5Gbpsの範囲内であれば、インスタンスの数には制限がない。

 例えば、2Gbpsのインスタンス1つと、1Gbpsのインスタンスを3つ立ち上げても良いし、100Mbpsのインスタンスを50個立ち上げても構わない。

バルクライセンスの利用イメージ図:バルクライセンスの利用イメージ
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 配分はいつでも自由に変更できる。例えば、あるWebサービスが、TVやポータルサイトで紹介され、消費者が殺到したような場合には、自由に帯域を拡張できる。

 新規サービスの立ち上げもスムーズになる。新たにインスタンスを作成し、必要な帯域を割り当てるだけだ。Webサービスが終了するなどしてロードバランサーが不要になった時は、インスタンスを削除すればよい。もちろん、使わなくなった帯域は再利用できる。

 こうした運用をサポートするのがADCインスタンスを管理するコンソールおよび専用の「バルクライセンス」から構成されるSSCである。ユーザーはCLIやGUIを通じてSteelAppのインスタンスを生成、廃棄したり、帯域の割り当てを管理したりする。

 アプライアンスと同じ構成で配置したシステムと比べると、より柔軟にインフラを運用できることがお分かりいただけるだろう。複数のロードバランサーを運用する企業であれば、新規導入やリプレースのタイミングで選択肢の1つとして、検討の俎上に載せるに値する製品と言えるだろう。

SCSKが一次代理店を担当、リバーベッドとの関係を活かし課題解決をサポート

SCSK 昆野氏
SCSK株式会社
プラットフォームソリューション事業部門
ITプロダクト&サービス事業本部
IPネットワーク部長 昆野勝典氏

 国内ではSCSKがSSCの一次代理店を務める。2005年からSteelApp(当時:Zeus Traffic Manager)の販売を開始、ソフトウェア・ロードバランサーの販売では9年の実績を持ち、このほどSSCの販売も開始した。

 SCSKは、リバーベッドと関係が深く、製品開発に関する交渉力も持つ。例えば、2010年からスタートした、SteelAppの月額課金型ライセンスは、SCSKがクラウド事業者のニーズを集約し、開発元のゼウス・テクノロジー(2011年にリバーヘッドテクノロジーが買収)に要望したのがきっかけで作られた。国内で好評を博したため、グローバルでも提供するようになった。

 今後も、リバーヘッドとの緊密な関係を活かして、ユーザー企業の課題解決をサポートする。「クラウドや仮想化の次の一手として、Network Function Virtualization(NFV)やSDNに注目が集まっている。SSCはこうしたトレンドに沿うものだ。新たな市場を切り開く製品であると期待している」。SCSK株式会社 ITプロダクト&サービス事業本部 IPネットワーク部長の昆野勝典氏は意気込む。

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