バックアップ用ソフトウェアを開発・販売する米Arcserveの日本法人、Arcserve Japanは2016年1月12日、アプライアンス製品「Arcserve Unified Data Protection(UDP)7300 Appliance」の受注を開始したと発表した。2016年2月初旬より出荷する。
バックアップ用アプライアンス「Arcserve Unified Data Protection(UDP)UDP 7300」は、同社のイメージバックアップ用ソフトウェア「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」をプリインストールしたサーバー製品。ソフトウェアのUDPと、必要なサーバーやストレージを個別に購入する場合に比べ、4割弱安価になるとする。
具体的には、UDP7300では、バックアップするサーバー台数やバックアップ容量に制限はなく、UDP Advanced Edition 相当の機能が利用できる。1Uの筐体に、12TB(テラバイト)のバックアップ用ディスクと、重複排除処理用に240GB(ギガバイト)のSSDを搭載する。これを5年間のハードウェアのオンサイト保守と、ソフトウェアのサポートおよび無料アップグレード込みで340万円(税別、以下同様)で販売する。
同様のバックアップ環境を別々に調達する場合、arcserve Japanによれば、UDPのソフトウェアライセンスが200万円、バックアップ用サーバーが50万円、バックアップ用ストレージが300万円の計550万円程度になるとしている。サーバー環境やバックアップ容量の変化に対し、5年間の運用コストを事前に計画できることも、利用企業のメリットに挙げる。
UDP 7300が対象にするのは、データ容量が数十テラバイト程度で、物理サーバーと仮想サーバーが混在する中規模環境だ。物理サーバーとしてはWindowsやLinuxなどに、仮想サーバーとしてはVMwareやHyper-Vなどに対応する。これらが混在するサーバー環境を1つのコンソールから管理/運用できる。バックアップ容量が12テラバイトを超える場合も、2台目以降を増設すれば良く、1台目のコンソールから全体を管理/運用することが可能だ。
UDP7300自体の動作環境は、Windows Server 2012 R2 Standard Edition。6コアのCPUと32ギガバイトのメモリー容量を持つ。IPMI (Intelligent Platform Management Interface)と、1ギガビットのネットワークインタフェース×2を標準で持つ。拡張スロットのPCI-E 3.0×2を使えば、オプションのSAS/FC/イーサネットカードを増設できる。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



