OSS(Open Source Software)のクラウド構築用ソフトウェア「OpenStack」に特化して製品・サービスなどを提供するミランティス・ジャパンは2016年7月21日、OpenStackの最新リリース「同Mitaka」ベースのディストリビューション「Mirantis OpenStack 9.0」の提供を発表した。
「Mirantis OpenStack 9.0」は、ライフサイクル管理を簡潔化する機能群を提供し、プライベートクラウドの運用を容易にする。
「OpenStack Mitaka」は、2016年4月に公開された13番目のリリースとなる。管理ソフトウェアプロジェクトである「Fuel」の拡張により、プライベートOpenStackクラウドの運用作業が簡潔になった。管理者は、クラウドを自由にスケールアップ・ダウンできるほか、クラウドの設定やアプリケーションのオーケストレーションを実行できる。アプリケーションカタログのセルフサービスである「Murano」などの、新しい機能を既存のクラウド環境に導入することもできるほか、Fuelのコンフィギュレーションをサードパーティの設定ツールにエクスポートすることも可能になった。
OpenStackのロギング・監視・アラートを提供する専用ツールである「StackLight」を使用すれば、プライベートクラウドのアップタイムの向上を図れる。
その他の追加拡張により、OpenStackで高性能のワークロードを動作させることがより容易になり、NFVI(Network Function Virtualization Infrastructure)の性能が向上している。
アプリケーションやサービスのオーケストレーションに関して、PaaS(Platform as a Servise)の標準仕様である「TOSCA」(Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications)による改善を施している。ビッグデータ用の検証はClouderaとHortonworksの両社によって実施されている。
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