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DevOpsの世界でカギを握るコンテナの活用――その価値とは?

IT部門がデジタル変革に必要不可欠なテクノロジー

2016年11月8日(火)

企業が「デジタル変革」の潮流に対応し進化を続けていくにあたって、IT部門が担うべき役割は今まで以上に高まっている。ITがビジネスそのものとなった現在、アジリティ(俊敏性)を身につけたIT部門へと変わる必要がある。「1つヒントとなるのは、今から40年以上前のかんばん方式によって生産改革を成し遂げた自動車業界の取り組みだ」。そう指摘する米レッドハット(Red Hat)のラーズ・ヘルマン氏(写真1)に、この大変革に必要不可欠なDevOpsのアプローチでカギを握るコンテナ技術の可能性を尋ねた。

アプリケーションを毎日デプロイすることが可能

 「コンテナを活用したデジタル変革を進めるためには満たさなければならない要件があり、特に重要なのはオープンスタンダードである」とヘルマン氏は述べた。オープンスタンダードがあって多くのベンダーが提供するテクノロジーの相互運用性を確保することができる。

 当然、レッドハットとしてもオープンスタンダードに明確にコミットしており、オープン・コンテナ・イニシアティブ、クラウドネイティブ・コンピューティング・ファウンデーション、OpenStackファウンデーションといった各標準化団体の活動においても強力なリーダーシップを発揮している。

 このような中でレッドハットが最も重視しているテクノロジーの1つが、コンテナのクラスタ環境を管理するオープンソースのオーケストレーション基盤で、トップシェアのKubernetesに積極的な投資を行っているという。

 レッドハットが提供しているオープンなコンテナアプリケーションプラットフォームである「Red Hat OpenShift Container Platform」。そのOpenShiftに実装されているのがKubernetesだ。これにより、OpenShiftを活用するユーザーは、クラウド型および従来型のあらゆるアプリケーションを開発から運用まで、すべてのプロセスを一元的に管理することができる(図4)。

図4:Red Hat OpenShift Container Platform(出典:レッドハット)
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 「KubernetesをOpenShiftのオーケストレーション基盤としたことで、コードの変更、設定の変更、イメージの変更といったデプロイメントのオートメーション化が実現されている。アプリケーションのデプロイを月や週といった単位ではなく、毎日あるいはそれより短い時間単位でデプロイできるようになる」とヘルマン氏は説明。これがDevOpsで目指す環境の具現化である。外部から生まれてくるさまざまなアイデアやイノベーションを、タイムリーにアプリケーションに取り込んでいくことが可能となり、IT部門はケーパビリティを高めることができるのだ。

 DevOpsは、いくら素晴らしいアイデア・ビジネスを思いついたとしても、サービス提供まで時間がかかっていたらサービス価値が時間と共に減少し、実現出来る環境がなければアイディア倒れとなり、ビジネスへの貢献ができない。ビジネスの差別化を図るうえでDevOpsは重要なキーワードとなることは間違いないだろう。そんなDevOpsを実現するための支援として、レッドハットは日本で無料の「DevOpsディスカバリーワークショップ」を提供開始している。

 そして、このコンセプトをより多くの企業において前進させるために、レッドハットが新たに提供を開始したのが「Red Hat Cloud Suite」だ。OpenShiftに加え、日本でも本番稼働が急速に増えているスケーラブルなインフラストラクチャであるRed Hat OpenStack Platform、共通の管理フレームワークのRed Hat CloudFormsを組み合わせ、統合化されたハイブリッドクラウドスタックである。このスタックを使用することでインフラからアプリケーションまで色々な変化に強力に対応できる。

 「さまざまな変化を取り入れながら、本当の意味でデジタル変革を成し遂げていく企業となるための“道具”を、我々はすでに整えており、提供可能となっている」とヘルマン氏は語る。

「本当の意味でデジタル変革を成し遂げていく企業となるための“道具”を、レッドハットはすでに整えており、提供可能となっている」(撮影:坂野則幸)

●お問い合わせ先

レッドハット株式会社
https://www.redhat.com/ja/global/japan

セールスオペレーションセンター(SOC)
TEL:0120-266-086 (携帯電話からは03-5798-8510)
E mail: sales-jp@redhat.com

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