凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピー、ギフティの3社は2016年11月22日、お互いの持つシステムを連携し、スマートフォン上で手軽に贈り物ができる新サービス「デジタルギフト」の提供を本格的に開始すると発表した。
「デジタルギフト」では、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが提供する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」を導入している企業が、自社で発行するプリペイドカードを、ギフティが運用する「eGift System」を通じて販売できるようになる。
デジタルギフトの贈り主は、相手の住所がわからなくても、メールやSNSを通じ贈ることができ、受取主は、スマートフォン画面のバーコードを見せることで、店頭で決済ができる。
今回のシステム連携により、サーバ管理型プリペイドASPサービスの導入企業は、POSレジ改修や新規端末の導入などの設備投資を行わずに、店頭でリアルタイム決済が可能なデジタルギフトを導入できるようになった。
サーバ管理型プリペイドASPサービスは、ギフトカードやハウス電子マネーの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービスだ。「ギフトカードASPサービス」として、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同で開始した。
eGift Systemは、eギフトサービスを簡単に開始できるシステムである。生成・配信されたeギフトは、店頭でPOS連携・専用端末・「giftee」スタンプなどにより、リアルタイムで消し込み認証ができる。