パオ・アット・オフィス(Pao@Office)は2018年5月10日、.NET環境で利用できるバーコード生成ライブラリの新版「Barcode.net ver 3.1」を発表、同日提供を開始した。価格(税込み)は、開発ライセンスが開発マシン1台当たり2万1600円、ランタイムライセンスは無料。
パオ・アット・オフィス(Pao@Office)の「Barcode.net」は、.NET Framework環境向けのバーコード生成ライブラリである。Visual Studioで開発した.NET Frameworkアプリケーションにバーコード生成機能を組み込むことができる。コンビニ向け標準料金代理収納用バーコードやQRコードなどの、よく使われる全19種類のバーコードを表示できる。
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生成可能なバーコードは、以下の通り。
- JAN-13(EAN-13)
- JAN-8(EAN-8)
- UPC-A
- UPC-E
- ITF(インターリーブド2 of 5)
- Matrix 2 of 5
- NEC 2 of 5(Coop 2 of 5)
- NW-7(CODABAR)
- CODE39
- CODE93
- CODE128
- GS1-128(UCC/EAN-128)
- コンビニ向け標準料金代理収納用バーコード
- 医療用 医薬品等のバーコード
- 医療用 医療材料等のバーコード
- 食肉標準物流バーコード「基本バーコード」
- 郵便カスタマバーコード
- QRコード
- DataMatrix
- PDF417
- GS1データバー(標準型)
- GS1データバー(限定型)
- GS1データバー(拡張型)
新版では、稼働環境を最新の開発環境に対応させた。.NET Frameworkは2.0/3.0/3.5/4.0/4.5/4.5.1/4.5.2/4.6/4.6.1/4.6.2/4.7/4.7.1/4.7.2まで、Visual Studioは2005/2008/2010/2012/2013/2015/2017までで使えるようになった。ダウンロード可能な試用版に、Visual Studio 2017と.NET Framework 4.7.2を利用したサンプルプログラムを同梱している。
なお、Pao@Officeは、2002年10月から.NET Framework用のバーコード作成ライブラリ、2006年7月からJava用のバーコード作成ライブラリ、2010年11月からExcelやWordで使えるバーコードツール、2011年3月からPHP言語用のバーコード作成ライブラリを販売している。