千葉銀行は、グループウェアおよびワークフロー基盤として「ArielAirOne for COMPANY」(Ariel)を導入した。すでに稼働している。同基盤を提供したワークスアプリケーションズが2018年9月3日に発表した。
千葉銀行は、ワークスアプリケーションズのArielAirOne for COMPANYによって申請ワークフローを電子化した。これにより、報告書の印刷、回覧、捺印、ファクス送付などの作業が不要になる。申請内容に応じて承認フローを個別に設定するほか、代行決裁のフローや、決裁者ではない社員の事前レビューができるようにするなど、銀行特有のワークフローも実現できる。
![図1:ArielAirOne for COMPANYの概要(出典:ワークスアプリケーションズ)](/mwimgs/5/6/319/img_569a54aece1ad79247963a84c1db3cb452449.jpg)
グループウェア機能によって、業務ルールの変更など、行員が把握すべき情報を迅速かつ確実に伝えられるようにした。Arielのポータル画面を確認するだけで、簡単に必要な情報へアクセスできる。従来と比べて必要な情報の確認に要する時間が短くなることから、顧客と接する時間を増やせるとしている。
今回導入したArielは、大規模組織向けのWeb型グループウェア/ワークフローソフトである。特徴は、標準機能が豊富なこと。必要な部品を組み合わせるだけで、千葉銀行の独自業務に則したシステムを構築できる。導入後の業務運用変更も部品の組替えだけで対応できる。