超高速開発基盤「OutSystems」を販売するBlueMemeは2018年11月14日、アステリアのデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」のサブスクリプション(月額課金)型製品の販売を開始した。合わせて、OutSystemsとASTERIA Warp Coreを組み合わせた製品・サービスの提供を開始した。
BlueMemeが販売しているOutSystemsは、Webアプリケーションをノンコーディングでビジュアル開発できるソフトである。ポルトガルのOutSystemsが開発した。GUIベースのビジュアル開発だけでJavaまたは.NET(C#)のWebアプリケーションを構築できる。開発成果物は設計情報であり、これを用いてJavaとOracle Databaseの環境や.NETとSQL Serverの環境など各種環境にシステムを配備できる。
図1:OutSystemsとASTERIA Warp Coreの連携イメージ(出典:BlueMeme)拡大画像表示
今回BlueMemeが販売を開始するASTERIA Warp Coreは、異なるシステム同士をデータ連携させるソフトである。サブスクリプション型で提供する。GUIを用いたフローデザイナーによって、異なるシステム同士をノンプログラミングでデータ連携させられる。各種のアダプターを介して業務ソフトやデータベースに接続し、これらのデータをルールに基づいて変換し、外部システムに引き渡せる。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラー機能も備える。
BlueMemeは、ASTERIA Warp CoreとOutSystemsを組み合わせて使うことを想定している(図1)。ASTERIA Warp Coreを活用して社内外に散在するデータを抽出、加工、変換し、OutSystemsで開発した業務システムに連携させる。これにより、内製化のカバー領域を拡張し、システム開発の迅速化を狙う。
また、OutSystemsのWebサイトで入手できる音声UI部品を利用すれば、AIスピーカーなどからの音声入力をOutSystemsを介してASTERIA Warp Coreに連携させる使い方もできる。これにより、基幹システムなどとのデータの入出力処理に利用できる。両製品を組み合わせることによって、容易に業務システムを音声入力に対応させられるとしている。
BlueMeme / OutSystems / ローコード / ASTERIA Warp / アステリア
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



