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エクサウィザーズ、社内の戦略的な人員配置計画をAIが立案する「HR君haichi」

2019年11月21日(木)IT Leaders編集部

エクサウィザーズは2019年11月20日、社内の戦略的な人員配置計画をAIが立案するクラウドサービス「HR君haichi」を発表した。同日提供を開始した。人事評価データや本人の希望情報などを基に、異動対象となる社員と配置先の相性を分析し、配置先ごとに候補となる社員の配置案作成をAIが支援する。

 エクサウィザーズの「HR君haichi」は、社内の戦略的な人員配置計画をAIが立案するクラウドサービスである。社員の基本情報や人事評価データ、本人の希望情報などを基に異動対象となる社員と配置先の相性を分析し、配置先ごとに候補となる社員の配置案作成をAIがサポートする(画面1)。

画面1:HR君haichiの画面の一部(出典:エクサウィザーズ)画面1:HR君haichiの画面の一部(出典:エクサウィザーズ)
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 このうえで、「1人を異動させたら今度は別の部署で人員不足が生じた」といった個別最適にならないように、異動対象社員ごとの配置先候補を基に、全体最適となる組み合わせを計算して提案する。

 人事担当者は、HR君haichiが提案した配置案から検討を開始できる。これにより、数百~数千のマッチングといった複雑な組み合わせを解く必要がなくなる。異動対象者との面談や配置先関係者との調整などに注力できるようになる。

 網羅的に可能性を洗い出し、社員/ポストの両面から候補を一覧化する。「ポストから見た候補社員」「社員から見た候補ポスト」の両面から、取りうる可能性を一覧化して検討できる。一旦検討を終えた社員/ポストがほかに取り得た可能性も参照しながら、配置案を作成することも可能だ。

 ある程度人事が決めてからAIに最後の仕上げをさせたり、AIに全体配置案のドラフトを出させてから人が組み変えることもできる。

 配置検討で加味する制約条件はユーザー企業ごとにオリジナルのものを自由に追加・編集できる。「2部署間での入れ替わりはなし」や「特定の社員同士の同部署配置はなし」など、人手ではチェック作業が煩雑な、動的な条件にも対応している。

 定期異動では、優先度の高いポストから連鎖的に後任候補を見つけるプロセスをスムーズに行える。候補者の経歴や過去の人事評価コメントなど様々な情報を比較しながら意思決定ができる。前任者を踏まえて後任候補を提示することや、ポストごとに設定した要件に応じて後任候補を提示することも可能だ。

 プロジェクト・案件への社員のアサインにも対応している。工事現場のスタッフやコンサルティング案件のメンバーのアサインに利用できる。期間のマッチングのほか、各社員のスキル・経験などの条件を考慮しつつ、クリック操作でアサイン案を作成できる。インプットする案件/社員情報を更新することで、毎月発生するアサイン業務を効率化できる。

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