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アステリア、データ連携ソフトASTERIA Warp新版「1912」、マッパー機能やUIを強化

2019年12月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アステリアは2019年12月25日、「ASTERIA Warp」と「ASTERIA Warp Core」の新版(バージョン名は「1912」)を発表した。同日販売を開始した。新版では、利用率の高いマッパー機能への機能追加やkintone連携機能の拡張、マルチサーバー利用時のUI改修など、ユーザーフィードバックの中で要望が多いものを優先的に反映した。価格(税別)は、ASTERIA Warpが480万円から、ASTERIA Warp Coreが月額3万円から。

 ASTERIA Warpは、異なるシステム同士をノンプログラミングでデータ連携させることができる、EAI(アプリケーション統合)ソフトウェアである(関連記事アステリア、データ連携ソフトのASTERIA Warp新版「1906」、Excelアダプタを標準添付)。半年ごとにバージョンアップしており、今回、最新版となる「バージョン1912」(2019年12月版)を発表した。

 各種のアダプタを介して業務アプリケーションやデータベースサーバーなどに接続できる。これらのデータをルールに基づいて変換し、外部システムに引き渡すことができる。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、外部プログラムの起動など各種の条件に合わせてバッチジョブを駆動できる。

 ラインアップのうち、ASTERIA WARP Coreは中小企業向けに機能を絞ったエディションに相当し、月額制で利用できる。

 新版(2019年12月版)では、利用率の高いマッパー機能への機能追加やkintone連携機能の拡張、マルチサーバー利用時のUI改修など、ユーザーフィードバックの中で要望が多いものを優先的に反映した。

 例えば、マッピング時に複数の項目に対して同じ処理を行う、専用の「MultiFieldMapperコンポーネント」を追加した(画面1)。

画面1:マッピング時に複数の項目に対して同じ処理を行う、専用の「MultiFieldMapperコンポーネント」を追加した(出典:アステリア)画面1:マッピング時に複数の項目に対して同じ処理を行う、専用の「MultiFieldMapperコンポーネント」を追加した(出典:アステリア)
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 UXの改善では、フローデザイナーのスタイル変更機能を追加し、作業ウィンドウの色やスタイルを変更できるようにした(写真1)。テスト環境と本番環境の画面を容易に識別できるようになるため、開発効率が向上する。

写真1:フローデザイナーのスタイル変更機能を追加し、作業ウィンドウの色やスタイルを変更できるようにした(出典:アステリア)写真1:フローデザイナーのスタイル変更機能を追加し、作業ウィンドウの色やスタイルを変更できるようにした(出典:アステリア)
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 なお、新バージョンの機能追加にあたっては、ユーザーコミュニティなど多くのユーザーから直接フィードバックを集約して製品機能に反映すべく、部門横断的なプロジェクトチームを結成した。これにより、実際に利用現場で求められる機能や改善事項を優先的に反映しているとしている。

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