アイレットは2020年4月30日、オンプレミス環境で稼働している業務システムをAmazon Web Services(AWS)に移行するサービスとして、サーバー100台以上の大規模システムを想定した「migrationpack for enterprise」を開始した。価格は個別見積もり。対象システムのアセスメント(サービス適用のための事前調査)は無料で提供する。
アイレットの「migrationpack for enterprise」では、オンプレミス環境で稼働している業務システムをAWSに移行するサービスである(図1)。移行のために必要なアセスメント、要件定義、移行設計、AWS上のシステム構成、運用設計、AWS環境の構築・移行作業、不要になったハードウェア機器の買い取り、――など、AWSへの移行を全般的に支援する。
図1:「migrationpack for enterprise」の概要(出典:アイレット)拡大画像表示
特徴は、サーバー100台以上の大規模システムを想定していること。大規模システムは構成が複雑になりがちでクラウドを適用しにくいことから、クラウド化に踏み出せていないケースがある。こうした状況を受けてアイレットは、移行を検討する際に不可欠なアセスメント作業を無料で提供する。これにより、大規模システムのクラウドへの移行を促進する。
アセスメントでは、現状のネットワーク、サーバー、アプリケーションの構成、実際に行われている運用などについて詳細に調査する。AWSへの移行はオンプレミス環境間の移行とは異なる特性があるため、移行対象のシステムとAWSにおける双方の特徴を意識してアセスメントを実施する。
アイレットは、1900社を超えるクラウド導入実績があり、専門スキルを持っているとアピールしている。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



