一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会は2020年9月14日、「Pythonエンジニア認定基礎試験」と「Pythonエンジニア認定データ分析試験」の累計受験者数が、試験開始から3年2カ月で1万人に到達したと発表した。
Pythonエンジニア育成推進協会は、Python言語の認定試験を実施している。1つは文法の基礎を問う「Python3 エンジニア認定基礎試験」、もう1つはデータ分析の基礎や方法を問う「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」である。
Python3 エンジニア認定基礎試験は、2017年6月から実施している。2年1カ月後の2019年7月時点で、受験者が5000人を超えた。一方のPython 3 エンジニア認定データ分析試験は、2020年6月に始まった(関連記事:Python認定試験「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」がスタート)。
今回、2つの認定試験を合わせた累計の受験者が1万人を突破した。背景について同社は、Python言語の需要の高まりを挙げている。Python言語は、マシンラーニング(機械学習)、ビッグデータ分析、ネットワークインフラ構築などの分野で使われているという。
Pythonエンジニア育成推進協会によると、IT技術者ではない、マーケティング部門の人員や経営層・管理職も認定試験を受験している。また、Pythonエンジニア認定試験の受験者の77%(2020年8月末日現在)は、プログラミング歴1年未満である。