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[データマネジメント2021]

データマネジメントで見過ごしがちな重要ポイント! 今こそ“ストレージ”を再考すべき時期

2021年4月21日(水)

データマネジメントは今日の企業にとって生命線の一つとなっており、市場にはその取り組みを支える多種多様なツールやソリューション、サービスが登場している。しかし、実はもっと効果的かつ重要であるにもかかわらず、企業が見過ごしがちなポイントがある。それはデータの格納・管理・活用の基盤である“ストレージ”だ。「データマネジメント2021」のセッションにピュア・ストレージ・ジャパンの正見卓司氏が登壇し、ストレージを選ぶポイントについて解説した。

これからのストレージに求められる仕様とは

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社 マーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャー 正見卓司氏

 デジタルトランスフォーメーション(DX)の発展がデータの進化を後押ししている一方で、それを阻害しているのがデータのサイロ化だ。ピュア・ストレージ・ジャパンの正見卓司氏は、「データウェアハウス、SANアレイ、データレイク、バックアップアプライアンスなどにサイロ化されたデータは、それぞれの本来のタスクには適していますが、それらを横断的に組み合わせて活用しようとすると途端に困難になります」と語る。

 加えてこれらのサイロを運用しているレガシーインフラは、「単一目的で管理が難しいデバイス」「最新のデータとアプリケーションを使うには遅すぎる性能」「限られたデータの共有と再利用」「ストレージとコンピューティングリソースの非効率的な使用」といった多くの制約も抱えている。

 では、これらの課題を克服するストレージにはどんな仕様が求められるのか。正見氏が挙げるのは下記の4つのポイントだ。

  • すべてのコンポーネントに対する「冗長性
  • サービス要件を満たす「性能
  • 設定変更をユーザー自身で実施できる「柔軟性
  • 追加ライセンス費が必要とされずサービス停止も起こらない「簡易性

オールフラッシュでデータハブを具現化する「FlashBlade」

 ストレージを再考すべきこの時期にピュア・ストレージが提案しているのが、「データハブ」という新しいストレージ・アーキテクチャーだ。「既存のデータウェアハウスやデータレイク、ストリーミング分析、AIクラスターなどに取って代わるわけではなく、それぞれのサイロが持つ特長や独自の機能を取り込みながら単一のプラットフォームに統合します」と正見氏は説明する。これによりデータハブは、次の6つのデータ要件を満たすのである。

  1. 多次元パフォーマンス:複数の同時ワークロードに対する高いスループットとパフォーマンスを実現する
  2. インテリジェント・アーキテクチャー:シンプルな展開、管理、アップグレードでフラッシュをフルに活用するストレージ・インフラを構築する
  3. クラウド対応:洗練されたオンプレミス制御により、あたかもクラウドのような敏捷性、柔軟性を備えるとともにリソース選択を可能とする
  4. 常時稼働:無停止でのアップグレードとデータ保護による高可用性を実現する
  5. 動的なスケーラビリティー:容量、パフォーマンス、メタデータ、ファイル数、オブジェクトのシームレスなスケーリングを可能とする
  6. マルチプロトコルサポート:NFS、SMB、およびAmazon S3などのあらゆるプトコルで卓越したパフォーマンスと機能を発揮する

 そしてピュア・ストレージは、このデータハブのコンセプトを具現化するオールフラッシュのストレージ製品「FlashBlade」の提供を開始した。

オールフラッシュデータハブ「FlashBlade」
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 「FlashBladeはコンピューティングとストレージを独立してスケールし、統合・加速・簡略化します。構造化データのみならず非構造化データに対しても偏りのないパフォーマンスを発揮するよう設計されており、あらゆるデータおよびI/Oの要件に対応します」と正見氏は語り、次のような多様な観点から導入企業への貢献を果たすとした。

  • 快適なレスポンスの維持(利便性):ワークロードを選ばないアーキテクチャーにより、メンテナンスや障害時も低レイテンシーを維持
  • 高い信頼性・安全性:99.9999%の高度な可用性を提供するとともにすべてのデータを暗号化し、物理的な持ち出しにも対応する
  • コストダウンとグリーン化:ブレードにより高密度化を極めたハードウェア・アーキテクチャーと、業界トップクラスのデータ重複排除・圧縮技術の合わせ技による省スペース化
  • メンテナンス業務の効率化:クラウドとAIを活用したPredictiveサポートによる運用監視で、メンテナンス業務を大幅に効率化・省力化する

データ移行不要・ダウンタイムなしの革新的なサブスクリプションモデル

 さらにFlashBladeは、データ移行不要でなおかつダウンタイムなしを特徴とするピュア・ストレージ独自の革新的なサブスクリプションモデル「Evergreenプログラム」のもとで利用することができる。

 従来はどんなストレージも経年劣化は避けられず、数年に一度のハードウェア更改が必須とされてきた。これに対してEvergreenプログラムは、クラウドライクな新しい永年保守モデルを提供し、このストレージのライフサイクルからの脱却を可能とする。

 具体的には、契約期間を通した一定額の保守料金の範囲内で定期的なコントローラーのアップグレードを行い、ストレージ環境をリフレッシュすることで、パフォーマンスと信頼性を維持し続けるのだ。「新規での導入作業は最初の一度だけ、保守切れなどによる老朽化更改もありません。いつでも無停止で最新環境へアップグレードしていだけます」と正見氏は述べる。

 将来的に保守部材がなくなった時にどうなるのか気になるところだが、この点についても心配はない。「仮に保守部材の在庫がすでになくなっていたとしたら、その時点で最新の部材を提供させていただきます」(正見氏)。

 このEvergreenプログラムによるTCO削減の効果は絶大である。数年ごとに新規購入するハードウェアのコストもさることながら、そのたびに膨大な工数を費やしてきたデータ移行などのコストも不要となるからだ。

 前述したFlashBlade自体の業界トップクラスのデータ重複排除・圧縮技術を生かしたデータ保存コストの削減(GB単価の低減)や、99.9999%の可用性による保守作業の負荷軽減などの効果を合わせれば、ほぼ3年間の運用で一般的なディスクストレージとのランニングコストは逆転する見込みだ。

一般的なディスクストレージとのランニングコスト比較
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 コスト面からも貢献するFlashBladeを用いてサイロ化されたデータを統合することで、企業はアナリティクスの生産性を大幅に高め、DXを推進することが可能となるだろう。


●お問い合わせ先

ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
URL: https://www.purestorage.com/jp/

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