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イメージバックアップツール「Arcserve UDP 8.0」、Teamsのデータをバックアップ/復元

2021年4月7日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Arcserve Japanは2021年4月7日、イメージバックアップツールの新版「Arcserve Unified Data Protection 8.0」(Arcserve UDP 8.0)を販売開始した。同年4月12日に出荷する。新版では、Microsoft 365のデータ保護機能を強化したほか、永久ライセンスに加えて新たに年間ライセンスを用意した。

 Arcserve Japanの「Arcserve UDP」はイメージバックアップツールである。OSを含めたシステムイメージをまるごとブロックレベルでバックアップする。前回のバックアップ時からの差分だけを転送する増分バックアップ機能や、バックアップ対象サーバー側でのデータ重複排除など、バックアップ量/時間を短縮する機能に注力している(関連記事イメージバックアップ新版「Arcserve UDP 7.0」、Nutanixもエージェントレスで動作)。

 ソフトウェアは、バックアップ対象機(Windows、Linux)に導入するエージェントソフトウェア、バックアップスケジュールを管理する管理コンソール、バックアップイメージを格納する復旧ポイントサーバー、で構成する。ジョブ管理ソフトウェアなどからバックアップ処理を実行できるように、WindowsのPowerShell環境で利用できるコマンドラインプログラムも提供する。

 サーバー仮想化環境との親和性も高めている。サーバー仮想化ソフトウェアと連携することによって、個々の仮想マシンをエージェントレスでバックアップできる。さらに、バックアップデータを利用して仮想マシンを作成しておくことで、災害時にはイメージファイルを直接起動して業務を復旧できる。リストアが不要になる。

Teamsのデータをバックアップ/復元可能に

 今回のメジャーバージョンアップ(バージョン8.0)では、テレワークで利用が急増した「Microsoft Teams」のデータバックアップ/復元など、Microsoft 365に関連する各アプリケーションを対象としたデータ保護機能を強化している。また、スケールアウト型ファイルストレージサービスの「Nutanix Files」のデータをバックアップできるようにした。

 また、Arcserve UDPのデータレプリケーション先となるクラウドサービス「Arcserve UDP Cloud Hybrid」と組み合わせて利用している場合に、クラウドのデータをオンプレミスに複製するリバースレプリケーションを容易に実行できるようになった。

 オンプレミスのArcserve UDPを起点にクラウドに張ったコネクションを利用してレプリケーションできるようにした。従来はクラウド側からオンプレミス側にコネクションを張る方式だったため、オンプレミス側でポートの開放などネットワークの設定が必要になっていたという。

 新版ではさらに、バックアップデータ(復旧ポイント)をまるごと別の場所にコピーする「復旧ポイントのコピー」機能を強化し、Amazon S3が備えるオブジェクトロック機能(オブジェクトの削除や変更を制限する機能)を使えるようにした。Arcserve UDPの管理画面でオブジェクトロック機能のON/OFFを制御する(画面1)。これにより、Amazon S3の改竄/削除不可の領域にバックアップデータを2次保管することができ、ランサムウェアに有効な対策を打てる。

画面1:Arcserve UDPの画面例。復旧ポイントをAmazon S3上に作成している。オブジェクトロック機能のON/OFFを制御できる(出典:Arcserve Japan)画面1:Arcserve UDPの画面例。復旧ポイントをAmazon S3上に作成している。オブジェクトロック機能のON/OFFを制御できる(出典:Arcserve Japan)
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 運用面では、Arcserve UDPエージェント(Windows)の設定をJSON形式でエクスポート(抽出)できるようにした。この設定ファイルをインポートすることで、再設定や他のマシンへの移行が簡単になる。

 永久ライセンスに加えて年間ライセンスを新たに用意した。価格(税込み)は、Arcserve UDP 8.0が11万円から(年間の保守サポートを含む)。年間ライセンスの「Arcserve UDP 8.0サブスクリプション」は、年額3万6960円からとなっている(1年間の保守サポートを含む)。

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