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TIS、「アジャイルPMOサービス」にDevOps伴走支援とクラウドネイティブ人材育成を追加

2022年9月29日(木)IT Leaders編集部

TISは2022年9月28日、コンサルティング/教育プログラム「アジャイルPMOサービス」を拡充したと発表した。開発プロセスの高速化と迅速なリリースを支援する「DevOps伴走支援」メニューと、アプリケーションエンジニア向け研修「クラウドネイティブ人材育成」を追加している。

 TISの「アジャイルPMOサービス」は、サービス提供の迅速化、価値や効果の最大化、競争上の優位性確立を目的に、企業全体にアジャイルの導入や定着を支援するコンサルティング/教育プログラムである。組織にアジャイルやリーン、DevOpsなどを取り入れるSAFe(Scaled Agile Framework、セーフ)フレームワークを理解する研修、スクラムマスター向け研修、メンバー向け研修などを用意している(関連記事TIS、アジャイル開発を定着させるサービスを強化、仮説検証ワークショップを提供)。

図1:アジャイルPMOサービスメニューの内容(出典:TIS)

 今回、開発プロセスの高速化と迅速なリリースを支援する「DevOps伴走支援」メニューを追加した。「開発の生産性向上を図るためにDevOps仕組みを導入したいが、必要なシステム構成が分からない」というユーザーの課題を解決する(図1)。

 選択肢の多いクラウドサービスの中からユーザーの課題・制約に合わせたクラウドサービス構成を提案し、DevOps環境を構築し、運用担当者へと引き継ぎ、定着までを支援する。特定の製品やツールに依存することなく、ユーザーの状況に合わせた構成での提案・構築が可能だとしている。

 また、アプリケーションエンジニア向けの研修「クラウドネイティブ人材育成」を追加した。「環境を構築・維持できるメンバーがいない」という課題を解決する。クラウドの全体像を理解する基礎研修、CI/CD、コンテナ技術、サーバーレスレスアーキテクチャ、セキュアコーティングなど、ユーザーのニーズや知識レベルに応じたトレーニングを提供する。代表的なクラウドサービスを使いながら学習可能である。

 サービス強化の背景としてTISは、開発者と運用者が連携してサービスを改善し続けるDevOpsへのニーズが高まる一方で、その環境構築はハードルが高いことを挙げる。「例えば、クラウドサービスやインフラ構築の深い知識、環境を維持・改善できる人材が必要だが、こうした人材の確保・育成を社内で行うことは難しい」(同社)。

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