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中外製薬の新業務システムが浮間工場で稼働、従来のオペレーションを刷新

2023年中に宇都宮工場、2024年中に藤枝工場での稼働を目指す

2022年11月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

中外製薬は2022年11月8日、デジタルプラントの実現に向けて、新しい生産オペレーションを支えるシステムを構築し、グループ会社である中外製薬工業の浮間工場(東京都北区)で稼働開始したと発表した。従来のオペレーションを、ラインを横断した生産計画の立案による作業者の割り当てや、モバイルを活用した業務の効率化などへと刷新した。2023年中に宇都宮工場(栃木県宇都宮市)、2024年中に藤枝工場(静岡県藤枝市)での稼働も目指す。システムは日本IBMが構築した。

 中外製薬は、デジタルプラントの実現に向けて、新しい生産オペレーションを支えるシステムを構築し、グループ会社である中外製薬工業の浮間工場で稼働を開始した(図1)。業務のオペレーションを、ラインを横断した生産計画の立案による作業者の割り当てや、モバイルを活用した業務の効率化などへと刷新した。2023年中に宇都宮工場、2024年中に藤枝工場での稼働も目指す(関連記事中外製薬が挑む「デジタルを駆使したAI創薬」その進捗と成果)。

図1:中外製薬が構築した、新しいオペレーションを支える業務システムの概要(出典:中外製薬)
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 構築したシステムは、(1)教育系システム、(2)計画系システム、(3)遠隔支援システム、の3つのシステムで構成する。生産・要員計画や進捗管理、現場のリモート支援などに活用する。システム開発にあわせて、業務プロセスも変えた。これらのシステム群や既存の社内システムは、データ基盤を介して連携する。

 新たな業務プロセスでは、生産計画や業務アサインを全体最適化し、可視化する。製造ラインを越えた組織横断的な働き方が可能になることから、個々人の経験やスキル向上などの人材育成にも寄与する。作業の確認や支援がリモートでできるようになることで、場所を選ばない働き方も実現する。また、新しいオペレーションによって医薬品製造に関する規制にも対応する。

 日本IBMがシステムの構築を担当した。システム要件定義、設計開発、導入、デジタル変革後を見据えた新たな業務コンセプトやルールの立案、工場業務に従事する一人ひとりの意識変革などを、中外製薬と共に推進した。

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