Web専門スクールを運営するインターネット・アカデミーは2023年1月30日、教育コース「データ分析講座」を発表した。同年2月1日16時に講座を開始する。Pythonプログラミングによるデータ分析スキルを習得可能な講座で、ライブ授業形式で校舎またはオンラインを選んで受講する。授業回数は6回、時間は12~24時間程度。受講料(税込み)は17万8200円。
インターネット・アカデミーの「データ分析講座」は、Pythonプログラミングによるデータ分析スキルを習得可能な教育コースである。Pythonのライブラリを利用したデータ分析の基礎スキルとともに、データを収集・加工・可視化するための実践的なノウハウが学べる。ライブ授業形式で、校舎またはオンラインを選んで受講する。
データ分析講座で身につく具体的なスキルを3つ挙げる。(1)データ分析の流れや実施の目的、グラフの種別から分析の定番アプローチ方法が身につく。(2)「pandas」や「Matplotlib」といったPythonライブラリを用いてデータを加工・可視化する方法が身につく。(3)売上の可視化や、顧客データをもとにした傾向分析など、実務レベルでのデータ分析のノウハウが身につく。
「データ分析の手段としてPythonが注目を集めている。Pythonを活用するメリットに、最新手法を用いてデータを分析するためのライブラリが揃っていることや、ビッグデータの取り扱いが容易で、データの加工・集計が得意なことなどがある」(インターネット・アカデミー)
データ分析講座の内容は以下のとおり。
- データ分析とは
- データ分析の流れ
- データ分析の目的
- データ分析をするときの定番アプローチ
- 各グラフの使いどころ(ヒストグラム、折れ線、円グラフなど)
- Pythonの復習、pandas
- 基本処理(変数、文字連結)
- リストとループ処理の組み合わせ
- 関数
- ファイルの読み書き
- pandasの利用
- pandasを用いた計算
- データの取り込みから集計までの流れ
- データの読み込み
- データの全体像を把握
- データの結合(ユニオン、ジョイン)
- データ検算と各種統計量の確認
- データ集計(月別、商品別)
- データの整形
- データの揺れ
- データに揺れを残して分析してはいけない
- 揺れを補正(商品名、金額表記、日付)
- 顧客名をキーに2つのデータを結合
- 計算しやすく加工したデータで再計算
- データの揺れあり/なしで集計する
- データの可視化1
- Matplotlibの利用
- 顧客データの読み込みと整形
- 揺顧客データの集計
- 利用履歴データの集計
- 顧客データと利用履歴データを組み合わせて分析
- データを可視化して読み取れる情報
- データの可視化2
- 月別売上の推移を可視化
- 売上からヒストグラムを作成
- 都道府県別の売上を集計して可視化
- 店舗を絞り込んで可視化
- トグルボタンで地域データを抽出
- 日付を指定してデータを抽出
- 仮説に基づいた分析
- カスタマージャーニーを考えたデータ分析
- キャンセル理由の仮説を考える
- 仮説を検証
- 特定店舗の売上を可視化(Excel、グラフ)
- トグルボタンで地域データを抽出
- 顧客の行動履歴から退会ユーザーと継続ユーザーの違いを分析