[新製品・サービス]

FAQシステム「Helpfeel」にChatGPTによるFAQ自動作成機能「Generative Writer」

メール/チャットのやり取りからFAQのタイトルや本文を自動作成

2023年3月8日(水)IT Leaders編集部

Helpfeelは2023年3月3日、検索型FAQシステム「Helpfeel」に、FAQコンテンツ作成支援機能「Helpfeel Generative Writer」を追加したと発表した。対話型AI「ChatGPT」のAPIを利用して、メール/チャットのやり取りからFAQのタイトルや本文を自動作成する。

 Helpfeel(2022年10月にNotaから社名変更、本社:京都府京都市)の「Helpfeel」は、検索型のFAQ(よくある質問と回答)システムである。特徴は、独自のアルゴリズム「意図予測検索」によって検索ヒット率を高めていること。FAQに入力した言葉から「何を知りたいか」の意図を予測し、意図に合致する回答を検索する。検索ヒット率98%をうたっている(関連記事Helpfeel、地銀向けに共有型のFAQシステムを提供、金融用語辞書で検索ヒット率を向上)。

 検索ワードが曖昧/感覚的だったり、スペルミスや漢字/かなの表記揺れがあったりしても、ユーザーの疑問の解決につながるFAQページを探し出す。また、検索キーワードを入力している途中で質問を予測して回答の候補を表示する。同社によれば、サーバー側でなくユーザーのデバイス側で検索する仕組みによって、0.001秒での応答も可能だという。

 今回、Helpfeelユーザーに、対話型AI「ChatGPT」(gpt-3.5-turboモデル)のAPIを用いたFAQコンテンツ作成ツール「Helpfeel Generative Writer」を提供する。メールやチャットの履歴から質問と回答をコピーして入力すると、これを基にFAQのタイトルと本文を自動作成する(画面1)。

 自動作成する文章は、メールのやり取りに含まれる個人情報を除去したうえで要約したものであるため、外部に提供するFAQの文書として適している。メールやチャットの履歴を活用して、FAQのコンテンツを作成する業務負担を軽減する。

画面1:FAQコンテンツ作成ツール「Helpfeel Generative Writer」の利用画面。メールやチャットでの問い合わせ対応の内容からFAQコンテンツを自動で作成する(出典:Helpfeel)
拡大画像表示
関連キーワード

Helpfeel / FAQ / ChatGPT / 対話型AI / 京都府 / 京都市

関連記事

トピックス

[Sponsored]

FAQシステム「Helpfeel」にChatGPTによるFAQ自動作成機能「Generative Writer」Helpfeelは2023年3月3日、検索型FAQシステム「Helpfeel」に、FAQコンテンツ作成支援機能「Helpfeel Generative Writer」を追加したと発表した。対話型AI「ChatGPT」のAPIを利用して、メール/チャットのやり取りからFAQのタイトルや本文を自動作成する。

PAGE TOP