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みずほ証券、議事録作成を音声認識AIで省力化、25以上の部署で利用し工数を3割削減

2023年5月25日(木)IT Leaders編集部

みずほ証券(本社:東京都千代田区)は、会議や打ち合わせにおける議事録の作成を省力化するため、音声認識AIを導入した。議事録の作成時間や、録音データをアップロードする手間などが減った。議事録の正確性も向上し、関係者からの修正依頼も減った。これにより、議事録の作成にかかる時間が約3割減った。現在では25以上の部署で利用しており、今後も拡大する見通し。音声認識による文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist」を提供するアドバンスト・メディアが2023年5月24日に発表した。

 みずほ証券は、会議や打ち合わせにおける議事録の作成を省力化するため、音声認識AIを導入した(画面1)。議事録の作成時間や、録音データをアップロードする手間などが減った。議事録の正確性も向上し、関係者からの修正依頼も減った。これにより、議事録の作成にかかる時間が約3割減った。現在では25以上の部署で利用しており、今後も拡大する見通し。

画面1:会議文字起こしソフトウェア「AmiVoice ScribeAssist」の画面(出典:アドバンスト・メディア)
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 同社は従来、会議の内容を関係者に共有するため、議事録を作成する担当者を配置したり、会議を録音して主催者が会議終了後に議事録を作成したりしていた。音声の書き起こしは長時間の作業が必要なため、いずれの場合も担当者の負担が大きく、本来注力すべき業務への圧迫が課題となっていた。さらに、議事録には正確性も求められるため、精神的な負荷もかかっていた。

 こうした中、議事録作成の負担軽減のため、アドバンスト・メディアの音声認識/文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice ScribeAssist」を導入した。導入にあたって重視したポイントは、機密性とリアルタイム性である。AmiVoice ScribeAssistはPC上で動作するスタンドアローン型のため、情報漏洩のリスクがなく、機密情報を扱う現場でも利用できる。

 なお、AmiVoice ScribeAssistは、リアルタイムの文字起こしと、バッチ処理による音声ファイルの文字起こしの両方の使い方が可能である。アプリケーション上で、会議音声の録音、音声認識、テキスト編集、文字起こし内容の出力までをワンストップで行える。話者を識別する機能、キーワードやタグを付ける機能、リアルタイムで字幕を表示する機能、議事録の作成に特化したモードなど、会議での運用に適した機能を備えている(関連記事音声認識文字起こしツール「AmiVoice ScribeAssist」にユーザー専用辞書の構築オプション)。

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