Web教育講座を運営するインターネット・アカデミーは2023年6月20日、情報セキュリティ研修カリキュラム「情報基礎リテラシー・機密情報管理研修」を発表、同日受付を開始した。サイバー攻撃のリスクや対策などを学習し、社員の情報セキュリティのリテラシーを高める。研修時間は標準で8時間。価格は、受講者数や時間数、カリキュラム内容のカスタマイズや講師派遣などの要望に応じて変動する。参考価格は10人一括受講で、1人あたり6万1600円(税別)。
インターネット・アカデミーの「情報基礎リテラシー・機密情報管理研修」は、情報セキュリティ領域の研修カリキュラムである。サイバー攻撃のリスクや対策などを学習し、社員の情報セキュリティのリテラシーを高める。企業が保有する情報資産とその価値、情報漏洩が生じた際の損害について理解が深まるとしている。
講座では、サイバー攻撃のリスク、なぜ企業の情報が狙われているのかという背景、サイバー攻撃の手法とプログラミング上での対策、組織として定めるべきセキュリティポリシーを学習する。また、営業秘密の侵害事例、法令順守を踏まえた機密情報の取り扱い、限定提供データの取り扱いなども学習する。
「企業のシステムやデータに攻撃を仕掛けるサイバー攻撃が巧妙化しており、サイバー攻撃への知識不足から生じる情報漏洩が企業に深刻な損失や法的なリスクをもたらす」(同社)
研修時間は、標準で8時間で、カリキュラムの内容や時間数をカスタマイズできる。開催日程は、ユーザーの要望に応じて提案する。価格は、受講者数や時間数、カリキュラム内容のカスタマイズや講師派遣などの要望に応じて変動する。参考として、10人一括受講の場合、1人あたり6万1600円(税別)。カリキュラムの内容は以下のとおり。
- セキュリティ1
- セキュリティとは
- セキュリティはなぜ重要か
- 情報セキュリティの分類
- 情報セキュリティの3大要素
- 脅威の分類
- セキュリティ2
- サイバー攻撃増加の背景と目的
- 色々なサイバー攻撃
- パソコンやスマホ利用者を狙った攻撃(フィッシングメール/サイト)
- パソコンやスマホ利用者を狙った攻撃(マルウェア)
- その他の攻撃
- セキュリティ3
- セキュリティポリシーと対策
- フォームを経由する攻撃への対策
- ウィルス感染時の対応
- ランサムウェア感染の対策
- 情報セキュリティ自社診断
- セキュリティ4
- リスクアセスメント
- 実例:原因の異なる4つの事例
- 実例:社会インフラを支える組織の場合
- ゼロトラストとは
- 営業秘密の侵害
- 営業秘密の侵害とは
- 法令順守のために(不正競争防止法など)
- 営業秘密の侵害事例
- 営業秘密の類型と罰則
- 法令順守のために(個人情報、他社の秘密情報など)
- 限定提供データの不正取得等
- 限定提供データとは
- 限定提供データの不正取得・使用・開示の流れ
- 限定提供データに係る不正取得類型