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IBM、「Amazon RDS for Db2」をリリース、Db2をAWSからマネージド型で提供

2023年12月5日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米IBMは2023年11月27日(米国現地時間)、「Amazon RDS for Db2」を提供開始したと発表した。米Amazon Web Services(AWS)のマネージド型データベースサーバー「Amazon Relational Database Service(RDS)」で動作する。これで、Amazon RDSで選択可能なDBMSは8種類になった。

 「Amazon RDS」は、AWSで利用可能なマネージド型データベースサーバーである。今回、Amazon RDSで選択可能なDBMSとして「IBM Db2」を追加した。これで、Amazon RDSで選べるDBMSは以下の8種類になった。

  1. Amazon Aurora MySQL互換エディション
  2. Amazon Aurora PostgreSQL互換エディション
  3. Amazon RDS for MySQL
  4. Amazon RDS for PostgreSQL
  5. Amazon RDS for MariaDB
  6. Amazon RDS for Oracle
  7. Amazon RDS for SQL Server
  8. Amazon RDS for Db2

 IBM Db2は米IBMが開発・提供しているRDBMSである(関連記事日本IBM、「Db2」のAIを強化、複数DBを仮想統合し自律的に動作可能に)。オンプレミス環境で動作するほか、クラウド型で提供するマネージド型サービスも提供している(IBM Cloud、AWS)。今回、Amazon RDSにおいてもマネージド型のDb2を使えるようにした。

 米AWSと米IDCがAmazon RDSユーザーを対象に実施した調査によると、マネージドデータベースのAmazon RDSに移行することで、データベース管理者1人あたり約60%多いデータベースを管理できるようになり、データベース運用コストが3年間で39%減る見込みだという。

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