UKABUは2024年1月5日、SFA(営業支援)ツール「UKABU(ウカブ)」 に、営業/顧客対応時の会話スクリプトを自動生成する「AIスクリプトテンプレート」を追加した。商談や顧客からの問い合わせに対応した各種のトークスクリプト/フローチャートを容易に作成できるとしている。
「UKABU(ウカブ)」は、営業担当者・コールセンタースタッフなどに向けた、顧客とのコミュニケーションを支援するSFAツールである。
顧客名と会話目的を入力すると、データベースやWebサイトなどから当該の顧客にまつわる情報を収集。商談時における顧客との対話をスクリプト/質問としてリアルタイムに表示する。UKABUの画面を見ながら顧客に対応することで、適切な商談や対応が可能になるとしている。
「大手企業やコールセンター、商社などでは、新商品のリリース、新たな顧客への対応などさまざまなシーンに応じたトークスクリプトの作成が必要になる」(同社)状況において作業を支援する。

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今回、商談や顧客対応のトークスクリプトを自動生成する「AIスクリプトテンプレート」を追加した。目的に応じたテンプレートを選ぶと、トークスクリプト/フローチャートを自動で作成する。テンプレートから自動作成したトークスクリプトのフローチャートの設定では、商談の流れにおける「分岐」や、別のスクリプトに移る「ワープ」、対話の選択肢の増減や並び替えがマウス操作で行える(画面1)。
テンプレートは、「利用シーン」と「業種」の2つを選択することで利用できる。例として、「アウトバウンド(営業)」「SDRインサイドセールス(営業)」「商談(営業)」「電話商談(営業)」「詫びなどの案内(電話案内)」「イレギュラー対応(問い合わせ対応)」「社内対応(問い合わせ対応)」などがある。今後、テンプレートの種類を順次追加する。