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データ同期ツール新版「CData Sync V24」、SQL ServerからSalesforceにデータを書き戻し

2024年5月31日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

CData Software Japanは2024年5月30日、データ同期/統合ツール新版「CData Sync V24」を発表した。新版では、DWH/データベースからSalesforceにデータを複製するリバースETL機能を強化し、Snowflakeに加えて新たにSQL ServerからもSalesforceにデータを戻せるようにした。

 CData Software Japanの「CData Sync」は、SalesforceやServiceNowなどのSaaSのデータを、データベースサーバーやクラウド型データウェアハウス(DWH)にノーコードで複製可能なデータ同期/統合ツールである。270種類超のデータソースを30種類のデータベースに同期可能である(関連記事データ同期ツール「CData Sync」、同期先データベースにOracle Autonomous Databaseを追加)。

 直近の機能強化では、“リバースETL”機能として、DWHからSalesforceにデータを複製できるようにした。リバースETLとは、処理後のデータをDWHに送る通常のETL(抽出/変換/ロード)とは逆に、DWHで分析した結果を再びアプリケーションに同期する仕組みを指す(関連記事データ同期ツール「CData Sync」、DWHからSalesforceに処理後のデータを書き戻す“リバースETL”が可能に)。

図1:SQL ServerとSalesforceの間で、ETL/ELTとリバースETLの両方が可能になった(出典:CData Software Japan)
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 ただし、リバースETL機能を追加した当初は、データを戻せるDWHがクラウドDWHの「Snowflake」に限られていた。新版のV24では、SQL Serverからもデータを戻せるようにした。これにより、「SAP ERPとSalesforceのデータをSQL Serverで統合してスコアリングし、Salesforceに書き戻す」といったことが可能になる(図1)。

 新版ではまた、SAP ERPのデータを収集するコネクタにおいて、SAP ERPのストアドプロシージャ(データベース側で動作するプログラム)の実行結果をデータとして取得できるようにした。加えて、DWH上のデータを分析に適した形に変換するクラウドサービス「dbt Cloud」との連携を強化し、APIキーだけでなくサービストークンで認証できるようにした。

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CData Software / ETL / SQL Server

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