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データ同期ツール「CData Sync」、DWHからSalesforceに処理後のデータを書き戻す“リバースETL”が可能に

2024年5月9日(木)IT Leaders編集部

CData Software Japanは2024年5月8日、データ同期/統合ツール「CData Sync」において、DWH/データベースからSalesforceにデータを複製するリバースETL機能を追加したと発表した。「Salesforce Sales Cloudに入力した見込み顧客のスコアをDWHで集計し、Salesforceに書き戻す」といった活用を提案している。

 CData Software Japanの「CData Sync」は、SalesforceやServiceNowなどのSaaSのデータを、データベースサーバーやクラウド型データウェアハウス(DWH)にノーコードで複製可能なデータ同期/統合ツールである。270種類超のデータソースを30種類のデータベースに同期可能である(関連記事データ同期ツール「CData Sync」、同期先データベースにOracle Autonomous Databaseを追加)。

図1:CData Syncのデータ複製先にSalesforceを追加して、DWHからSalesforceへのリバースETLが可能になった(出典:CData Software Japan)
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 今回、“リバースETL”機能として、DWHからSalesforceにデータを複製できるようにした。リバースETLとは、処理後のデータをDWHに送る通常のETL(抽出/変換/ロード)とは逆に、DWHで分析した結果を再びアプリケーションに同期する仕組みを指す図1)。

 代表的なユースケースとして、Salesforce Sales Cloudのデータにマーケティング自動化(MA)や基幹システムのデータを加えてクラウドDWHの「Snowflake」で集計し、見込み客(ロード)のステージをスコアリングする活用を挙げている。「リードスコアをDWH/BIで利用するだけでなく、Salesforceに書き戻すことで、営業/カスタマーサクセス担当者がリードスコアを容易に活用できるようになる」(同社)。

 リバースETLの設定は、CData Syncからノーコードで行い、Salesforceの任意の項目にデータを書き込めるようにできる。データ連携モードは、Insert(追加)/Update(更新)/Upsert(データが存在していれば更新、存在していなければ追加)の3パターンから選べる。

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CData Software / ETL / Salesforce / クラウドDWH

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