ユーザーローカルは2024年7月24日、プログラム自動作成サービス「ユーザーローカル コード生成AI」を提供開始した。Webブラウザから無料で利用できる。作成したいプログラムの要件を自然言語で指示すると、大規模言語モデル(LLM)を参照してPythonまたはJavaScriptのコードを生成する。生成されたコードをWeb画面から実行して動作を確認することも可能である。
ユーザーローカルの「ユーザーローカル コード生成AI」は、作成したいプログラムの要件を自然言語で指示すると、大規模言語モデル(LLM)を参照してコードを生成するサービスである。Webブラウザから無料で利用できる(画面1)。
画面1:「ユーザーローカル コード生成AI」で、要件を入力してプログラムコードを生成させている画面(出典:ユーザーローカル)拡大画像表示
ソースコードの具体的な作成・実行手順は、以下のとおりである。
(1)プログラミング言語を選択し、具体的な機能要件を入力すると、20~30秒でソースコードを出力する。コード内には、具体的な処理内容の説明コメントが日本語で記述されるようになっており、コードの意図を利用者が理解しやすい。
プログラミング言語は、現時点ではPython(Python 3)とJavaScriptの2種類から選ぶ。今後、選択可能な言語を増やす予定という。なお、コード生成に利用するLLMは、Claude 3.5 Sonnet(推奨)、GPT-4o、GPT-4o miniの3モデルから選べる。
(2)自動生成されたPython/JavaScriptのソースコードを、結果画面上で実行して動作を確認できる。コードをその場で改変して再実行させることも可能。Pythonでのグラフ表示もできる(画面2)。コードの実行に必要なライブラリ(numpyなど)やライブラリをインストールするためのコマンドライン(pip install numpyなど)も提示してくれる。
画面2:Pythonでグラフを描画するプログラムを生成して実行した画面(出典:ユーザーローカル)拡大画像表示
(3)生成したプログラムは、クリップボードにコピーしたり、ユーザーローカルのURLでX(Twitter)に投稿したりできる。これらのためのボタンを用意している。
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