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NTTデータ イントラマート、「intra-mart 2024 Autumn」をリリース、RAG対応やSQL自動生成を追加

2024年10月7日(月)IT Leaders編集部

NTTデータ イントラマートは2024年10月1日、Webアプリケーション開発・実行プラットフォームの新版「intra-mart 2024 Autumn」をリリースした。各開発機能に生成AIを組み込むことで、Wikiなどに登録した社内のナレッジから回答を得るRAG(検索拡張生成)、対話型で表やグラフを作成するSQL自動生成などが可能になった。

 NTTデータ イントラマートの「intra-mart」は、Webアプリケーション開発・実行プラットフォームである。Javaアプリケーションサーバーを中核に、Webアプリケーションの開発/運用に必要なミドルウェアをパッケージにしている(関連記事アプリケーション開発基盤「intra-mart 2024 Spring」、画面部品の配置に特化した開発モードを追加)。

 ローコード開発機能を備えており、プログラミング知識がなくてもドラッグ&ドロップなどの操作でシステムを構築可能である。また、システム同士を連携させる機能やワークフロー機能なども標準で提供する。2024年6月リリースの「2024 Spring」では、intra-martで作成したアプリケーションに生成AI機能を組み込むための生成AI連携モジュール「IM-Copilot」を追加している。

 新版の「2024 Autumn」では、生成AIを各開発機能に組み込むことで、intra-mart上に蓄積した業務データのさらなる活用を促進して、業務を効率化するとしている。

 生成AIを適用した新機能の1つが、社内運用のWikiなどによるナレッジベース機能で、情報をWikiに保存するだけで生成AIが業務データを検索することが可能になった。RAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)の作り込みが不要で、初期設定のみで情報を最新化し、社内のルールなど、企業独自の業務データに基づく回答を対話型で得られる(画面1)。

画面1:生成AIを使って対話型にアドバイスをしている様子(出典:NTTデータ イントラマート)
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 また、SQL自動生成機能により、チャットベースで表やグラフを作成できるようにした。表やグラフをローコードで開発する機能と生成AIを連携させたことで、帳票の作成を容易にした。内製化やデータ分析の促進にもつながる(図1)。

図1:生成AIを活用して帳票を作成している様子(出典:NTTデータ イントラマート)
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NTTデータ イントラマート / intra-mart / ローコード / RAG / 生成AI

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