[事例ニュース]

東海エレ、基幹システムを「SAP S/4HANA Cloud」で刷新、業務プロセスとデータを標準化

専門商社特有の業務にもFit to Standardを徹底

2025年2月3日(月)IT Leaders編集部

東海エレクトロニクス(本社:名古屋市中区)は2025年1月31日、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を、同社および子会社の3社に同時導入し、2024年10月に完了したと発表した。業務をパッケージの標準機能に合わせるFit to Standardアプローチを徹底することで、業務プロセスとデータの標準化を図っている。

 愛知県名古屋市に本社を置く、半導体や電子機器などを扱う専門商社の東海エレクトロニクス。同社は販売、購買、物流、経理、財務を対象に、SAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を導入した。同社およぼ100%子会社の東海オートマチックスと東海テクノセンターの3社に同時導入し、2024年10月に導入を完了した。

 導入プロジェクトを、コンサルティング/SIベンダーのシグマクシスが支援した。プロジェクトでは、業務プロセスの標準化やデータの一元化による意思決定の迅速化を目標に定めた。専門商社特有の業務においても、業務をパッケージの標準機能に合わせるFit to Standardアプローチを徹底したという。

 取引先との業務連携においてシステムの変更や追加が必要な機能については、ERPにアドオン開発を施さないクリーンコア手法の下、S/4HANA Cloudの外部で動作する周辺システムとして追加開発している(図1)。

図1:クリーンコア手法のイメージ。アドオン開発はS/4HANA Cloud本体に行わず、水色の外周で示した「SAP BTP」で行う(出典:SAPジャパン)
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